「一票の格差」是正 展望なき民主 野党共闘賭け(産経新聞) - goo ニュース
報道によれば政府は今日12日衆院の一票の格差を是正するため「0増5減」案を衆院に提出するようです。
昨年11月には民主党も賛成していたので自民党石破幹事長は怒っています。
10日には民主党の細野幹事長にA4程のメモを渡し「裏切りに近い」と強い言葉で民主の対応を非難した様です。
民主党の真意はともかく、細野氏は衆院定数の抜本的改革が一緒に議論されないまま「定数削減」が先行する事に難色を示している様です。
今日12日与野党幹事長会談が予定されていますが各党の議員定数案には開きが大きく民主党の野党共闘は実らないと見られています。
政府与党は参院で否決されたら再度衆院で再議決をしてでも「違憲状態」を解消したい強い意向と報じられています。
その参院ですが28日には山口県で補選が有り与党が勝てば与野党同数となります。
民主党が参院で圧倒的過半数を誇った昨年衆院選前の状態は様変わりです。
決められないのか決める気が無いのか?
咲にも書きましたが「泥棒にお巡りさんに仕立てて泥棒を捕まえようとしても捕まりませんよね!」
三権を統合する機能が日本でも必要になって来たという事でしょう。
日本には「令外官」といって法改正をしないで「法制外の執行機関」を設けるのが前例にあります。自衛隊も設立当初は「令外官」だったのです。
誰が統合の一歩を踏み出すでしょうか? 見ものですよ。
写真:各党の定数是正案(産経)
産経新聞:
■きょう幹事長会談、難しい一本化
衆院の「一票の格差」是正をめぐり自民、民主両党の対立が先鋭化する中、野党共闘に望みをかける民主党の呼びかけた野党幹事長会談が12日に開かれる。自民党が、衆院選挙区を「0増5減」する公職選挙法改正案について先行処理する姿勢を崩していないためだ。ただ、野党共闘が成功する展望はなく、民主党には行き詰まり感も漂う。
◇
◆政府は国会提出へ
「自民党の石破茂幹事長が出した紙には『(民主党は)身勝手』と書いてあるが、この言葉をそのまま返してやりたい!」
民主党国対幹部は11日、自民党が定数の大幅削減に踏み込もうとしないことにいらだちをあらわにした。
政府は12日に公選法改正案を閣議決定し国会提出に踏み切る。民主党単独で立ち向かってもらちがあかない-と考えた民主党の細野豪志幹事長、高木義明国対委員長、岡田克也政治改革推進本部長は11日、国会内で膝をつき合わせた。
選挙区30議席、比例代表50議席削減という民主党案は出来上がったが、まずは野党共闘を優先させ、野党幹事長会談の開催を呼びかける方針を決めた。
これに先立ち行われた日本維新の会の松野頼久国会議員団幹事長とみんなの党の江田憲司幹事長の会談では、公選法改正案の先行処理について「定数削減や抜本改革とセットで行うべきだ」(江田氏)として与野党協議の場が設置されなければ反対することを確認した。この考え方は民主党と同じで、細野氏らは野党共闘は可能と踏んだようだ。
◆抜本改革案に開き
しかし、与野党協議の開催を声高に叫んだところで、自民党が応じる保証はない。それどころか維新の橋下徹共同代表は10日、記者団に「いきなり理想のゴールにいかなくても5減するなら反対する理由はない」と語るなど、柔軟姿勢に転じる可能性がある。野党各党の抜本改革案には開きがあり、一本化も難しい。
共闘に限界があるのは明らかで、民主党が強気の姿勢を維持できるかは疑わしい。改正案の審議拒否をする腹も据わっておらず、党幹部はこうつぶやいた。
「もう『決められない政治』と言われたくない…」
(引用終わり)
報道によれば政府は今日12日衆院の一票の格差を是正するため「0増5減」案を衆院に提出するようです。
昨年11月には民主党も賛成していたので自民党石破幹事長は怒っています。
10日には民主党の細野幹事長にA4程のメモを渡し「裏切りに近い」と強い言葉で民主の対応を非難した様です。
民主党の真意はともかく、細野氏は衆院定数の抜本的改革が一緒に議論されないまま「定数削減」が先行する事に難色を示している様です。
今日12日与野党幹事長会談が予定されていますが各党の議員定数案には開きが大きく民主党の野党共闘は実らないと見られています。
政府与党は参院で否決されたら再度衆院で再議決をしてでも「違憲状態」を解消したい強い意向と報じられています。
その参院ですが28日には山口県で補選が有り与党が勝てば与野党同数となります。
民主党が参院で圧倒的過半数を誇った昨年衆院選前の状態は様変わりです。
決められないのか決める気が無いのか?
咲にも書きましたが「泥棒にお巡りさんに仕立てて泥棒を捕まえようとしても捕まりませんよね!」
三権を統合する機能が日本でも必要になって来たという事でしょう。
日本には「令外官」といって法改正をしないで「法制外の執行機関」を設けるのが前例にあります。自衛隊も設立当初は「令外官」だったのです。
誰が統合の一歩を踏み出すでしょうか? 見ものですよ。
写真:各党の定数是正案(産経)
産経新聞:
■きょう幹事長会談、難しい一本化
衆院の「一票の格差」是正をめぐり自民、民主両党の対立が先鋭化する中、野党共闘に望みをかける民主党の呼びかけた野党幹事長会談が12日に開かれる。自民党が、衆院選挙区を「0増5減」する公職選挙法改正案について先行処理する姿勢を崩していないためだ。ただ、野党共闘が成功する展望はなく、民主党には行き詰まり感も漂う。
◇
◆政府は国会提出へ
「自民党の石破茂幹事長が出した紙には『(民主党は)身勝手』と書いてあるが、この言葉をそのまま返してやりたい!」
民主党国対幹部は11日、自民党が定数の大幅削減に踏み込もうとしないことにいらだちをあらわにした。
政府は12日に公選法改正案を閣議決定し国会提出に踏み切る。民主党単独で立ち向かってもらちがあかない-と考えた民主党の細野豪志幹事長、高木義明国対委員長、岡田克也政治改革推進本部長は11日、国会内で膝をつき合わせた。
選挙区30議席、比例代表50議席削減という民主党案は出来上がったが、まずは野党共闘を優先させ、野党幹事長会談の開催を呼びかける方針を決めた。
これに先立ち行われた日本維新の会の松野頼久国会議員団幹事長とみんなの党の江田憲司幹事長の会談では、公選法改正案の先行処理について「定数削減や抜本改革とセットで行うべきだ」(江田氏)として与野党協議の場が設置されなければ反対することを確認した。この考え方は民主党と同じで、細野氏らは野党共闘は可能と踏んだようだ。
◆抜本改革案に開き
しかし、与野党協議の開催を声高に叫んだところで、自民党が応じる保証はない。それどころか維新の橋下徹共同代表は10日、記者団に「いきなり理想のゴールにいかなくても5減するなら反対する理由はない」と語るなど、柔軟姿勢に転じる可能性がある。野党各党の抜本改革案には開きがあり、一本化も難しい。
共闘に限界があるのは明らかで、民主党が強気の姿勢を維持できるかは疑わしい。改正案の審議拒否をする腹も据わっておらず、党幹部はこうつぶやいた。
「もう『決められない政治』と言われたくない…」
(引用終わり)