全員一致で違憲破棄の意向=最高裁長官、駐日米公使に―砂川事件・米公文書(時事通信) - goo ニュース
昨日7日に米国公文書の開示がされ、1955年から57年にかけて米軍立川基地に侵入した住民らに対し(砂川事件)一審で被告全員を無罪とした判決を田中耕太郎最高裁長官が上告審判決の4か月以上前に駐日米公使に、「最高裁判事全員の一致で一審を破棄させたい」との意向をつたていた事が判りました。
既に田中朝刊は当時マッカーサー駐日大使(カッカーサー元帥の甥)と密談していたことが判っていました。
米軍駐留を違憲とされ朝鮮半島とソ連に対する武力駐留の基盤を否定される事を恐れる米国政府とそれに迎合する日本政府の思惑の一致した結果でした。つまりこれを機に55年体制(反共勢力の保守党間で政権を交代する)が整備されてゆくわけです。
独立国も三権分流もへったくれもありはしません。
昨日も日曜討論で28日の「主権回復の日」について野党の反対が有りましたし沖縄の立場からすると何が主権回復かとの憤りですが、日本の主権国家としての独立、特に米国に対する追随姿勢は是正されたのでしょうか?
疑問ですね。
写真:秘密文章(毎日新聞)
時事通信:
米軍旧立川基地(東京都立川市)拡張に反対した住民らが基地内に侵入した「砂川事件」で、米軍駐留を違憲として被告全員を無罪とした一審東京地裁判決を破棄し、駐留を合憲とした1959年の上告審判決の4カ月以上前に、当時の田中耕太郎最高裁長官が駐日米公使に、最高裁判事全員の一致で一審を破棄させたい意向を伝えていたことが7日、開示された米公文書で分かった。
砂川事件をめぐっては、田中長官が当時のマッカーサー駐日大使と密談していたことが判明している。当時、司法の独立が脅かされた実態が改めて浮き彫りになった。今回の文書は米国立公文書館で閲覧禁止とされていたが、布川玲子元山梨学院大教授が請求し開示された。
(引用終わり)
昨日7日に米国公文書の開示がされ、1955年から57年にかけて米軍立川基地に侵入した住民らに対し(砂川事件)一審で被告全員を無罪とした判決を田中耕太郎最高裁長官が上告審判決の4か月以上前に駐日米公使に、「最高裁判事全員の一致で一審を破棄させたい」との意向をつたていた事が判りました。
既に田中朝刊は当時マッカーサー駐日大使(カッカーサー元帥の甥)と密談していたことが判っていました。
米軍駐留を違憲とされ朝鮮半島とソ連に対する武力駐留の基盤を否定される事を恐れる米国政府とそれに迎合する日本政府の思惑の一致した結果でした。つまりこれを機に55年体制(反共勢力の保守党間で政権を交代する)が整備されてゆくわけです。
独立国も三権分流もへったくれもありはしません。
昨日も日曜討論で28日の「主権回復の日」について野党の反対が有りましたし沖縄の立場からすると何が主権回復かとの憤りですが、日本の主権国家としての独立、特に米国に対する追随姿勢は是正されたのでしょうか?
疑問ですね。
写真:秘密文章(毎日新聞)
時事通信:
米軍旧立川基地(東京都立川市)拡張に反対した住民らが基地内に侵入した「砂川事件」で、米軍駐留を違憲として被告全員を無罪とした一審東京地裁判決を破棄し、駐留を合憲とした1959年の上告審判決の4カ月以上前に、当時の田中耕太郎最高裁長官が駐日米公使に、最高裁判事全員の一致で一審を破棄させたい意向を伝えていたことが7日、開示された米公文書で分かった。
砂川事件をめぐっては、田中長官が当時のマッカーサー駐日大使と密談していたことが判明している。当時、司法の独立が脅かされた実態が改めて浮き彫りになった。今回の文書は米国立公文書館で閲覧禁止とされていたが、布川玲子元山梨学院大教授が請求し開示された。
(引用終わり)