王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

豪州テロ 警官突入 人質2名死亡 !!

2014-12-16 09:20:47 | 海外
警官突入、人質2人死亡=容疑者「単独犯」か―カフェ立てこもり・豪(時事通信) - goo ニュース園地時間

起きたのは15日朝10時頃(現地時間)シドニーの繁華街のカフェーとのことでした。
当初は複数犯で人質も50人になるか?等情報が混乱していました。
昨日16日シドニーの警察は同日午前2時警官隊が突入し犯人死亡、人質の男女2名が死亡した事を明らかになりました。

豪州と日本の政治風土をみるといろいろ違うなーと思う点があるのですが、今回の結末も日本ならもう少し違うのでないか? と思いました。

昨日の昼発生後のTVニュースの映像では人質?がバラバラと包囲する警官の方に逃げてくる場面がありました。
結局最後の場面で何人人質がいたのかわかりません?!

警察の会見では「男が発砲した事で激しい銃撃戦」と有りました。午前2時頃に「話し合い中に銃撃戦」になりますかね?
「未明の夜討ち」は日本の兵法でもありますが「夜討ち」とか言いながら日の出前の4時から5時の眠りが深くなる一瞬なんですがね。

何だかシドニー警察の強硬策の失敗に見えました。
まあ「テロには妥協しない」との建前からすれば当局は責められることにならないのでしょうが日本なら「更に交渉は続けていたでしょうね」
公表されない危機があったかもしれませんのでコメントはここまで。
死亡した人質のご冥福をお祈りします。
それぞれの国民が納得すればよい問題なのでしょう。


写真:現場

時事通信:
【シドニー時事】オーストラリア最大都市シドニーのカフェに銃を持った男が人質を取り立てこもった事件で、地元警察幹部は16日、記者会見し、警官隊の突入時に人質の男性(34)と女性(38)が死亡したことを確認した。犯人の男も死亡。警官1人を含む5人が負傷したという。

 警察側は、交渉を通じた解決を目指したものの、男が発砲したことで激しい銃撃戦となり、警官隊突入に踏み切ったと説明した。男は店内と市内に爆弾4個を仕掛けたと主張していたが、爆発物は見つからなかったという。

 豪メディアによると、男はイラン系のマン・ハロン・モニス容疑者(50)。1990年代にイラン難民として豪州に渡った後、市民権を取得。「イスラム教指導者」を自称していた。アボット首相は16日の会見で、容疑者について「多くの凶悪犯罪歴がある過激派で、精神的にも不安定だった」と指摘した。

 容疑者は、過激組織「イスラム国」の旗の提供を要求するなど、イスラム国の影響を受けていた。ただ、警察幹部は組織的テロ行為でなく、「単独の犯行だった」と断定した。 
(引用終わり)
コメント
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