クラスター爆弾 処理終わる ！！

クラスター爆弾、廃棄終える　防衛省発表(朝日新聞) - goo ニュース

昨日１０日防衛省は親爆弾から子爆弾が広範囲に飛び散り、不発弾による深刻なクラスター爆弾について自衛隊が保有する１万４千発の廃棄をしたと発表したそうです。

２０１０年に発効したクラスター爆弾禁止条約に基づいたそうなので「ひょっとして民主党政権」が一つでも実行した事が有ったかと思ったのですがこの条約に署名したのは０８年６月の様で衆参両院で批准されたのが０９年６月になりますから意思決定したのは福田そして麻生政権にかけ手の事になります。
対人地雷の廃棄にあっさり賛成したのも小渕政権の時ですから自民党は結構攻撃力や防衛力の抑止に世界基準に近づこうと努力しているのがわかります。
まあそうは行っても９０年代まではソ連の脅威、目下の中国の脅威を考えると何だか心細い気もしますが実態は如何なのでしょう？

浜爺も幼児の頃Ｂ２９が投下する焼夷弾から逃げる為、空襲警報の度に防空壕に逃げましたがこの焼夷弾がクラスター爆弾の原型ですよ。
米、ロそして中の三国は禁止条約に署名した居ないのが不気味です。
海外進出しなければ安全ですかね？
相手から侵攻があればそうとも言えません！
微妙ですね。


写真：クラスター爆弾ＣＢＵ－８７/B の模擬弾（インターネットより）


朝日新聞：
広範囲に子爆弾が飛び散り、不発弾による被害も深刻なクラスター爆弾について、防衛省は１０日、２０１０年に発効したクラスター爆弾禁止条約に基づいて、自衛隊が保有する約１万４千発の廃棄を終えたと発表した。

　自衛隊では、旧ソ連軍の北海道侵攻などを念頭に、海岸線で上陸を防ぐ目的で、空自と陸自が導入していた。防衛省によると、昨年９月時点で、イギリスやオランダなど１９カ国が廃棄を終えている。一方、大量に保有するとされる米国、ロシア、中国などは、条約に署名していない。

　クラスター爆弾は、ベトナム戦争や旧ユーゴ空爆、イラク戦争などで実際に使われた。戦争の後も、子爆弾の一部が不発のまま残り、子どもがおもちゃと間違えて遊んだり、農民が畑を耕している時に触れたりして爆発、犠牲者を出してきた。０７年にＮＧＯやノルウェーなどの一部の国が主導して禁止条約作りが本格的に始まり、翌０８年に約９０カ国が署名した。
(引用終わり）