王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

EU ギリシャ支援 4か月延長決定 !!

2015-02-25 07:39:27 | 為替 ドル 株式
ユーロ圏19か国財務相、ギリシャの改革案了承(読売新聞) - goo ニュース

米国の株価の校長の一部はEUのギリシャ支援が関係している様です。日本の株価も米国のそれに引っ張られ1万8600円台を回復しました。

EUのギリシャ支援の正式決定は改革案の提出が1日遅れたとか報じられましたが昨日24日EU側の(財政)緊縮路線に沿っていたのでEUにより承認されたとの事。
まあ緊縮路線に沿わなければ3月にも国債償還の資金がEUより融資されないので、そうなったのは大人の対応ですがギリシャの内政を考えれば「放漫と言うか脱緊縮路線」を訴えて1月に政権の座についたチプラス政権は野党を始め国民からの厳しく追及を受けるのは当然の成りゆきです。

次の期限は6月末ですが経過報告や事前交渉の時間を考えれば、桜の花の咲く頃にはまたぞろ問題或いはギリシャ財政危機問題は起きそうです?!
日本も2015年度の一般会計の予算案は西川氏農相辞任問題で年度内成立が難しいと言われだしました。
そうなると景気回復に悪影響が出るのは間違いありません。

米、ギと日或いは全然別の国から世界経済を混乱に巻き込む話や事件が出るかもしれません。
あまり浮かれている訳にもいかなそうです。
ご用心、ご用心 !!


読売新聞:
【ローマ=青木佐知子、ブリュッセル=三好益史】ギリシャの債務問題で欧州連合(EU)のユーロ圏19か国の財務相は24日、電話会談を行い、ギリシャが提出した構造改革案を了承した。

 これにより、各国は今月末で期限を迎えるギリシャに対する金融支援を、4か月間延長するための国内手続きに入る。ギリシャの財政破綻による混乱は当面避けられることになった。

 ロイター通信によると、ギリシャが提出した改革案は、税制改革や脱税対策、公的支出の見直しなど財政再建の推進を約束。国民に対する補助策は財政に悪影響を与えない範囲にとどめ、最低賃金の引き上げもEUなどと協議して決める。いずれもEU側が求めていた緊縮路線を堅持する内容となった。
(引用終わり)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする