人民元 切り下げショック 世界に影響 ！！

元安ショック、アジア市場揺るがす　東証では「爆買い」銘柄が下落　人民元切り下げ

昨日１２日で２日連続で行われた人民元の切り下げの影響が出てアジアの株式市場のみ鳴らす欧州と米国の株式市場に安値展開の影響が出ました。
当然の事ですが日経平均も一時４００円を越える下げを示しましたが終値で３２８円安を付けました。

既に中国の経済成長鈍化を受けて原油を始め非鉄金属の国際相場は下落が続いています。
どうなりますかね？
暑さ厳しい中、頭を冷やして続きを見守らないといけなそうです。
ご用心！　ご用心！


産経新聞：
連日の人民元切り下げで、金融市場には動揺が広がった。１２日の東京株式市場は中国経済の減速懸念から、売り注文が優勢となり日経平均株価は続落し、下げ幅は一時４００円を超えた。中国・上海のほか、シンガポールやインドネシアの株式市場も全面安の展開となり、中国の通貨政策変更によるショックがアジア全体に波及した。

　日経平均の終値は前日比３２７円９８銭安の２万０３９２円７７銭で、２週間ぶりの安値水準となった。中国国家統計局が同日発表した工業生産などの指標も低調で投資家心理を冷やした。

　元安の影響で日本企業の輸出競争力の低下が懸念され、鉄鋼株などが下落。中国で原油や銅といった資源需要が減るとの思惑から鉱業や非鉄金属、石油の関連銘柄も売られた。中国人観光客の「爆買い」の恩恵を受けてきた小売りや化粧品も下落が目立った。

　メリルリンチ日本証券の試算によると、人民元の下落幅が１０％を超え、円相場が対ドルで約５％上昇した場合、国内総生産（ＧＤＰ）の成長率を０．５％程度押し下げる方向に働く。

　同社の山下節子エコノミストは「日本経済に無視できない影響が出てくる」と分析。ただ「中国政府の政策対応によって、中国経済は軟着陸する可能性もある」とみている。
（引用終わり）