王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

辺野古訴訟 和解案 受け入れ !!

2016-03-05 07:23:56 | 政治
辺野古訴訟が和解=普天間移設工事は中止―国と沖縄、主張変わらず

昨日4日昼前TVのニュースショーを見ていたら「辺野古訴訟和解受け入れ」のテロップが流れました。
米国の了解を得て「辺野古移転」を進める政府の立場と「基地反対」の沖縄の立場がこの和解案でとても解決するとは思えないのですがあ、政府としては「取りあえず工事を中断して聞く耳を持つ」との印象を国民特に沖縄の基地反対の人たちには与える点に意味が有るかも知れません。?!

翁長知事も「話し合い」をしている間にトランプ氏が米国共和党大統領候補に選ばれれば米国の対日政策が変わる可能性が出てきます。

翁長知事が指摘する様に「和解受け入れを発表しながら政府の“辺野古が唯一”発言」は頂けません!!

取りあえず話し合いの間に国際環境はどう変わるでしょうね?
微妙な緊張が続きそうです。
しっかり見守りましょう。


写真:4日午後のツーショット

読売新聞:
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐる代執行訴訟で、国と県の和解が4日、成立した。福岡高裁那覇支部の和解案を踏まえ、政府は移設工事を中止。問題解決に向け、県側と話し合って接点を探る。訴訟合戦の長期化回避を重視し、従来の強硬姿勢を改めた。ただ、辺野古に移設する現行計画が「唯一の解決策」との立場は崩しておらず、移設阻止を掲げる県側との協議の展望は開けていない。

 和解を受け、安倍晋三首相は4日、移設工事の中止を中谷元防衛相に指示した。この後、沖縄県の翁長雄志知事と首相官邸で会談し、「誠意をもって沖縄県側と協議を続け、円満解決に向けて話し合いを進めていきたい」と表明。「司法判断が下された場合にはその判断に従い、誠実に対応する」と伝えた。翁長知事は「和解案を受け入れてくれたのは大変意義がある。それぞれが説明責任を果たしながら問題解決に導きたい」と応じた。

 これに先立ち、首相は記者団に「国と県が延々と訴訟合戦を繰り広げる関係が続けば、結果として普天間の現状が何年も固定化されかねない」と和解の理由を説明。ただ、「辺野古移設が唯一の選択肢であるとの国の考え方に何ら変わりはない」とも明言した。米政府当局者も、現行の移設計画が「唯一の解決策だ」と重ねて指摘した。

 一方、翁長知事は首相との会談後、「辺野古新基地を造らせないということは信念を持ってやっていきたい」と記者団に強調。あくまで現行計画通りに進めようとする首相の姿勢を「協議前から『辺野古が唯一』という話をすると、信頼関係の意味でどうなのか」と批判した。 
(引用終わり)
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