王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

安倍首相 福島を水素エネ開発拠点に !!

2016-03-06 07:51:21 | 政治
首相「福島を水素エネ開発拠点に」…五輪で活用

このところ総理や大臣が東北地方を視察や訪問しています。おそらく東日本大震災が起きた3月11日の5度目を迎える事と関係がありそうです。

昨日5日視察先の楢葉町で「福島新エネ社会構想」を公表しました。
風力発電を利用して年間1万台の水素を作り先行き東京五輪(の水素車に)で使う構想の様です。
細かい事は全くわかりませんが、先月浜爺が店番する弘明寺の前を通る鎌倉街道に「水素給油所」が完成しました。昨年秋閉鎖したガソリン給油所で街中のなので200坪も無いような小型給油所でした。
何処で水素を作るのか? 給油所でH2を充てんするほどこの界隈に水素車があるのか? 疑問に思っていましたが「お上主導でちゃくちゃくと布石が打たれている様です」

すでに水素が必要なユーザーには「出来上がった流通網」があると思うのです。
福島が「需要と供給」の関係でベストな場所なのでしょうか?
まあ東京周辺が需要地として多い様な気はしていますがね。
化石燃料から水素への変換が急速に進めば「原油は輸入に頼っている日本は大いに利のある所です」
興味を持ってしっかり見守りたいと思います。


写真:楢葉町での質疑に応える安倍首相

読売新聞:
安倍首相は5日、福島県を水素エネルギーの技術開発拠点とする「福島新エネ社会構想」を発表した。

 風力発電などで燃料電池車1万台の年間使用量に相当する水素を毎年製造できるよう、2020年までに体制を整える。福島で製造した水素は20年東京五輪・パラリンピックでも活用する。福島県や電力会社も加えた官民合同の構想会議を月内に設置し、具体的な計画づくりに入る。

 構想では、同県内の風力発電所などから1万キロ・ワット級の再生可能エネルギーを集め、水を電気分解して水素を製造する。液化水素の効率的な輸送技術なども開発し、東京五輪で選手らを輸送する燃料電池車に水素を 充填 じゅうてん したり、選手村施設の電気エネルギーとして活用したりする。

 水素は燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しない。しかし、水素の製造過程では現在、石油などの化石燃料が使われることが多く、CO2が排出される。風力など再生可能エネルギーで水を電気分解すれば、CO2削減につながる
(引用終わり)
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