【G7外相会合】核兵器国の外相、原爆資料館を初訪問 岸田氏「歴史的な日だ」 米政府、オバマ大統領の訪問模索
昨日11日G7外相会議が「広島宣言」を採択して2日間の日程を終了しました。
さてG7ですが元首科首脳ならうろ覚えで名前を言えても外相となると以下の参考写真をみても誰がどこの外相か分かりません。
老妻曰く:日本の外相さえ誰か分からないとは明言です。
2日日程なのにおもてなしとか言ってあちこちに出かけ記念写真を撮ったうえ2日目の昼前にはケリー国務長官の突然の発言で「原爆資料館」を参観したとか。
「広島宣言」は各国の外務官僚の間で詰められていたのでしょう?!
原文は英文だそうで前日から漏れてきたのは「核兵器の非人道性」をもう少し穏やかな表現にせよとの米国の意向を受けて「非人間的苦難」と文脈に変わった様です。
そのかわりケリー国務長官の原爆資料館の参観とオバマ大統領のサミット後の広島訪問を匂わせ米国内の保守派の反応を見るという戦略を取りました。
どうなりますかね?
米ロの
核兵器を半減してもオーバーキル(世界中を滅ぼす力がある)なのに中国が核戦力を明らかにしないのはG7に限らずロシアにも懸念材料でしょうね。
核兵器を持つ国の首脳が「原爆資料館」を参観して「核兵器による非人道的な被害を知って」削減に目を向ければ幸いです。
G7の皆さん 首脳の皆さん 頑張って下さい !!
写真:献花後のG7外相(代表撮影)
産経新聞:
先進7カ国(G7)外相会合に参加した各国外相は11日、広島市の平和記念公園を訪問し、慰霊碑に献花した。広島に原爆を投下した米国のケリー国務長官はじめ核拡散防止条約(NPT)が定める核兵器国の米英仏の現職外相が、平和記念公園を訪れるのは初めて。米政府が検討する5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に合わせたオバマ大統領の広島訪問への期待も高まっている。
新緑に春の日差しが注ぐ中、各国外相は原爆資料館を訪れ、被爆者の衣服や抜け落ちた毛髪などの展示を見学した。資料館から出てきた外相らは神妙な面持ちだったが、各国旗の手旗を振る地元の小学生800人らの歓迎を受けると笑顔で手を振り返した。
その後、原爆慰霊碑に移動した外相たち。核兵器国と非核兵器国が一列に並び黙祷(とう)をささげた。記念撮影を終えて次の協議会場へと移動する予定だったが、ケリー氏の提案で急遽(きゅうきょ)、原爆ドームも見学した。
岸田氏は訪問前の日米会談で「歴史的な日だ」と強調。ケリー氏は「平和記念公園の訪問は、世界の安全のための強い日米同盟の存在、世界平和の重要性を示すものになる」と訴えた。
ただ、米国には政権幹部の広島訪問が原爆投下の謝罪につながるとの懸念がある。ケリー氏訪問の事前調整でも、米政府は慎重な姿勢を崩さなかったという。
米ワシントン・ポスト紙は10日、オバマ大統領が伊勢志摩サミット後に数時間、広島に滞在する可能性を探っていると報じた。オバマ政権高官の話として、核軍縮を訴える演説も検討中だと明らかにした。
一方で、同紙はオバマ氏が2009年の初訪日の際、天皇、皇后両陛下に深々とお辞儀したことが、共和党から「謝罪の旅」と批判されたことを指摘。ホワイトハウスは大統領選を通じ批判が出ることも認識していると伝えている。
米国内には、原爆投下は「終戦を早めた」として正当化する意見が根強い。オバマ氏側は、ケリー氏訪問への世論動向も踏まえて最終的に判断する見通しだ。(坂本一之、ワシントン加納宏幸)
(引用終わり)
昨日11日G7外相会議が「広島宣言」を採択して2日間の日程を終了しました。
さてG7ですが元首科首脳ならうろ覚えで名前を言えても外相となると以下の参考写真をみても誰がどこの外相か分かりません。
老妻曰く:日本の外相さえ誰か分からないとは明言です。
2日日程なのにおもてなしとか言ってあちこちに出かけ記念写真を撮ったうえ2日目の昼前にはケリー国務長官の突然の発言で「原爆資料館」を参観したとか。
「広島宣言」は各国の外務官僚の間で詰められていたのでしょう?!
原文は英文だそうで前日から漏れてきたのは「核兵器の非人道性」をもう少し穏やかな表現にせよとの米国の意向を受けて「非人間的苦難」と文脈に変わった様です。
そのかわりケリー国務長官の原爆資料館の参観とオバマ大統領のサミット後の広島訪問を匂わせ米国内の保守派の反応を見るという戦略を取りました。
どうなりますかね?
米ロの
核兵器を半減してもオーバーキル(世界中を滅ぼす力がある)なのに中国が核戦力を明らかにしないのはG7に限らずロシアにも懸念材料でしょうね。
核兵器を持つ国の首脳が「原爆資料館」を参観して「核兵器による非人道的な被害を知って」削減に目を向ければ幸いです。
G7の皆さん 首脳の皆さん 頑張って下さい !!
写真:献花後のG7外相(代表撮影)
産経新聞:
先進7カ国(G7)外相会合に参加した各国外相は11日、広島市の平和記念公園を訪問し、慰霊碑に献花した。広島に原爆を投下した米国のケリー国務長官はじめ核拡散防止条約(NPT)が定める核兵器国の米英仏の現職外相が、平和記念公園を訪れるのは初めて。米政府が検討する5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に合わせたオバマ大統領の広島訪問への期待も高まっている。
新緑に春の日差しが注ぐ中、各国外相は原爆資料館を訪れ、被爆者の衣服や抜け落ちた毛髪などの展示を見学した。資料館から出てきた外相らは神妙な面持ちだったが、各国旗の手旗を振る地元の小学生800人らの歓迎を受けると笑顔で手を振り返した。
その後、原爆慰霊碑に移動した外相たち。核兵器国と非核兵器国が一列に並び黙祷(とう)をささげた。記念撮影を終えて次の協議会場へと移動する予定だったが、ケリー氏の提案で急遽(きゅうきょ)、原爆ドームも見学した。
岸田氏は訪問前の日米会談で「歴史的な日だ」と強調。ケリー氏は「平和記念公園の訪問は、世界の安全のための強い日米同盟の存在、世界平和の重要性を示すものになる」と訴えた。
ただ、米国には政権幹部の広島訪問が原爆投下の謝罪につながるとの懸念がある。ケリー氏訪問の事前調整でも、米政府は慎重な姿勢を崩さなかったという。
米ワシントン・ポスト紙は10日、オバマ大統領が伊勢志摩サミット後に数時間、広島に滞在する可能性を探っていると報じた。オバマ政権高官の話として、核軍縮を訴える演説も検討中だと明らかにした。
一方で、同紙はオバマ氏が2009年の初訪日の際、天皇、皇后両陛下に深々とお辞儀したことが、共和党から「謝罪の旅」と批判されたことを指摘。ホワイトハウスは大統領選を通じ批判が出ることも認識していると伝えている。
米国内には、原爆投下は「終戦を早めた」として正当化する意見が根強い。オバマ氏側は、ケリー氏訪問への世論動向も踏まえて最終的に判断する見通しだ。(坂本一之、ワシントン加納宏幸)
(引用終わり)