昨日10日日本バド協会は理事会で違法カジノ賭博に参加した、ここをクリック⇒田児、桃田両選手と他の選手計8名の処分を決めました。
主導者田児選手は無期限登録抹消、桃田選手は無期限出場停止だそうです。
処分ルールに疎い浜爺はこれを読んだとたん「無期限」とは何年の事なのか?と思いました。
例えば「懲役3年」「同10年」更に「同13年」なんて聞けば「無期懲役」とはそれ以上が相場でしょう。「無期懲役に仮出所」が認められるとして3年では出られませんよね?!
理事会は「それくらいの処分と思われたくない」と言いながら「(東京の)可能性はゼロでない」と何とも怪しげな意見(含み)も有るのだそうです。
後者が有効になるのは「理事会の決定で無期限が2年位に短縮」されないといけません。
業界初のスキャンダルに対処するには「実に曖昧さを残した処分」と言えましょう!!
桃田選手の「他人を以て替えがたい人材」とするなら「出場停止2年(或いは1年半)」として協会として本人の更生と「バド能力に関心を示す」のが筋の気がします。
それについては理事会が世間の非難を一身に受けるべきでしょう!!
処分されるべきは理事会の幹部連かも知れません。
大学の運動部のバカ学生が「大麻を育てたり吸引した」として当該運動部が休部や廃部になる例は珍しく有りません。
NTT東日本は違法性を重く見るか選手生命を重く見るか興味のある所です。
これで一件落着に思えない所がいやな気分を残しています。
まだ紙面をにぎわせそうな中締めとしておきます。もう少し見守りましょう。
写真:謝罪会見での二人(デイリースポーツ)
朝日新聞:
日本バドミントン協会は10日、臨時理事会を開き、違法カジノでの賭博を認めたNTT東日本の選手やOB計8人の処分を全会一致で決めた。世界ランキング2位でリオデジャネイロ五輪でのメダルが有望視されていた桃田賢斗選手(21)は、日本代表選手の指定を外した上で無期限の競技会出場停止となり、リオ五輪に出場できないことが決まった。また、桃田選手らを誘った田児賢一選手(26)については、無期限登録抹消にした。
処分について、銭谷欽治専務理事は、NTT東日本の社内調査をもとに、通った回数や金額、主導的立場だったかどうかを判断材料とした上で、協会の倫理規定に照らしたと説明した。倫理規定では、重い順に、除名、登録抹消、競技会への出場停止、賠償、解任、注意の六つがあり、田児選手は2番目、桃田選手は3番目に重い処分となった。いずれも、協会で初めての適用という。
理事会では「『それくらいの処分で済むんだ』と思われたくない」として、永久追放を求める声もあがった。だが、最も重い「除名」を取り入れなかった理由について「現行犯逮捕ではなく、立件されていない」点を重視したという。
4年後に東京五輪を控え、桃田選手の競技会復帰の時期の見通しについては「1年後などの含みは一切考えていない」としたものの、「(東京の)可能性はゼロではない」と含みをもたせた。今後、更生プログラムを作り、復帰をサポートする考えもあるという。
理事会では、日本代表に指定されていた古賀輝選手(22)の代表を外した上で、1年間の競技会出場停止、その他の5人については半年間の競技会出場停止を決めた。
(引用終わり)