王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

バングラテロ 犠牲者 帰国 !!

2016-07-05 10:36:09 | 社会
犠牲者7人、無言の帰国=岸田外相ら出迎え、献花―ダッカ襲撃テロ

今朝5日早朝政府専用機でバングラデシュの首都ダッカで起きたテロの被害者7名の遺体が家族とともに羽田に帰国しました。
岸田外相他政府高官が出向き哀悼の意を表していました。
その前には前後して負傷して入院中の渡辺さんの乗った小型機も到着です。
なんとも怒りの向け先がわからないもやもやを感じます。

一応民間人なのに手厚い政府の反応にいささか違和感もありますが、それは押さえておいて思うことは:
もう親日国と言われた国で外国人を対象としたテロが行われるともう一般企業のが海外要員は身の守りようもありません。

事件が起きた後にも書きましたが外国人中心の流行っているレストランやカフエに出かけない程度のことしか出来ません。それも1年2年にわたる期間になれば息抜きも必要でしょう。
こういう標的をソフトターゲットと呼ぶ様ですが官民見境のないテロとなると現地のために良かれと仕事をしていてもその魔手から逃れようもありません。

犠牲者が出てからの手厚い対処よりもっと現実的で役に立つ対処が必要なのでしょう?!
現地の大使館や政府関連機関と代表的な企業が一体となって「危険そうな情報を共有する事」でしょうかね?

話は変わって安保法成立後「自衛隊の海外派兵の可能性」をとらえて「戦争法とか息子を戦地に送らない」とか反対する野党がいます。
自衛隊が主語の限り「連合艦隊」のことしか頭になく「民間船団の護衛」なんて頭の隅にもなかった戦前の軍部に頭の構造は似ています。
いまや産業戦士が襲われる現実ですから「民間船団ならぬ民間人の護衛」を考えないと事件のたびに犠牲者を悼むばかりになりそうです。
与野党、官民の知恵を総合して民間人の安全を図るアイデアを出して欲しいものです。


写真:無言の帰国

時事通信:
バングラデシュの首都ダッカで起きた飲食店襲撃テロ事件で、邦人の犠牲者7人の遺体とその遺族を乗せた政府専用機が5日早朝、羽田空港に到着した。これに先立ち、事件で負傷し、現場から救出された渡辺玉興さんも、政府専用機とは別の医療専用機で同空港に帰国した。

 空港では岸田文雄外相と萩生田光一官房副長官らが出迎え、機体から降ろされたひつぎに献花し、黙とうをささげた。

 この後、政府は首相官邸で、安倍晋三首相や岸田氏、菅義偉官房長官らが出席して、関係閣僚会議を開催。冒頭、出席者全員で犠牲者へ黙とうをささげた。

 会議では現地に派遣していた木原誠二外務副大臣から報告を受けた。首相は「非道かつ卑劣極まりない許し難いテロに対し、強い憤りを覚えるとともに、断固として非難する」と強調。被害者家族の支援や事件の捜査、テロ対策の強化などを改めて指示した。

 岸田氏は5日朝、外務省で記者団に、「国際協力の最前線で尽力されてこられた方々が残虐非道なテロによって尊い命を奪われたことは痛恨の極みだ」と述べた。
(引用終わり)

















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