「次回に経験生かす」=5兆円の運用損で―GPIF理事長
29日GPIFの高橋典弘理事長は2015年度の年金運用で5.3兆円の損失を出したことについて「しっかりと謙虚に受け止め、次回以降にこの経験を生かした」と他人事の様な発言をしました。
それはそうです。この人は今年4月に農林中金の専務理事から就任したばかりで該当の期間は前任の三谷理事長が腕を振るっていたのです。とはいってもGPIFの独立性とガバナンスを利かせる仕組みがはっきり決まらす1年任期を伸ばされていたのですね。
そんな時期に世界的株安や原油安が続いたのですからよほど腕利きの(ファンド)マネージャーの感覚が無ければ損は出そうです。
アメリカの大企業の年金基金はそんなやわな運用はしていません。
爪の垢を煎じて飲んでほしいものです。
さて国民が積み立てた年金はどれほどあるのでしょう??
2006年頃には150兆円程度金額が取沙汰されていましたがこの2016年度の額としては136兆円ほどが使われています。
これは現金でどこかの地下金庫積んであるわけで無いので以下の様な構成で管理しているようです。
これでは株安・原油安と見たら下がり目はさっさと売りあるいは下げに張らないと損は拡大するばかりです。
2016年度の4-6月期も損の様です。もっとも損は評価損で現金の流出ではないと言い訳しています。
それでよいのでしょうか??
我々高齢者はありがたく現行の金額を受け取りおさらばですが、その付けを払うのは今年金を収めている中年から若者の人たちです。
100年安心年金計画とうそを言った公明党の厚生大臣と政府与党は首に縄をかけられてつりさげられないよう真剣に年金制度の将来に取り組んでください。
写真:記者会見で高橋理事長(読売新)
時事通信:
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の高橋則広理事長は29日、東京都内で記者会見し、2015年度に株価下落で5兆円超の運用損失を出したことについて、「しっかりと謙虚に受け止め、次回以降にこの経験を生かしたい」と釈明した。
高橋理事長は、15年度までの10年間に稼いだ32兆円の運用益のうち、約21兆円が株式や債券の利子・配当収入だったと説明した。その上で、「(GPIFなどの)長期投資家は売り買いより、じっくり持って利子や配当をいただくのが基本だ」と強調。「(国民には)そんなに不安を抱かずに見守っていただければ、というのが本音だ」と語った。
(引用終わり)
29日GPIFの高橋典弘理事長は2015年度の年金運用で5.3兆円の損失を出したことについて「しっかりと謙虚に受け止め、次回以降にこの経験を生かした」と他人事の様な発言をしました。
それはそうです。この人は今年4月に農林中金の専務理事から就任したばかりで該当の期間は前任の三谷理事長が腕を振るっていたのです。とはいってもGPIFの独立性とガバナンスを利かせる仕組みがはっきり決まらす1年任期を伸ばされていたのですね。
そんな時期に世界的株安や原油安が続いたのですからよほど腕利きの(ファンド)マネージャーの感覚が無ければ損は出そうです。
アメリカの大企業の年金基金はそんなやわな運用はしていません。
爪の垢を煎じて飲んでほしいものです。
さて国民が積み立てた年金はどれほどあるのでしょう??
2006年頃には150兆円程度金額が取沙汰されていましたがこの2016年度の額としては136兆円ほどが使われています。
これは現金でどこかの地下金庫積んであるわけで無いので以下の様な構成で管理しているようです。
これでは株安・原油安と見たら下がり目はさっさと売りあるいは下げに張らないと損は拡大するばかりです。
2016年度の4-6月期も損の様です。もっとも損は評価損で現金の流出ではないと言い訳しています。
それでよいのでしょうか??
我々高齢者はありがたく現行の金額を受け取りおさらばですが、その付けを払うのは今年金を収めている中年から若者の人たちです。
100年安心年金計画とうそを言った公明党の厚生大臣と政府与党は首に縄をかけられてつりさげられないよう真剣に年金制度の将来に取り組んでください。
写真:記者会見で高橋理事長(読売新)
時事通信:
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の高橋則広理事長は29日、東京都内で記者会見し、2015年度に株価下落で5兆円超の運用損失を出したことについて、「しっかりと謙虚に受け止め、次回以降にこの経験を生かしたい」と釈明した。
高橋理事長は、15年度までの10年間に稼いだ32兆円の運用益のうち、約21兆円が株式や債券の利子・配当収入だったと説明した。その上で、「(GPIFなどの)長期投資家は売り買いより、じっくり持って利子や配当をいただくのが基本だ」と強調。「(国民には)そんなに不安を抱かずに見守っていただければ、というのが本音だ」と語った。
(引用終わり)