王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

リオ五輪 IOCがロシア全面除外 見送り !!

2016-07-25 07:45:04 | スポーツ
【ロシアドーピング不正】IOCが全面除外見送り ドーピング問題、各競技連盟に一任

昨日24日IOCは電話による緊急理事会で「リオ五輪からロシア選手を全面除外する処分を見送る」と決めたそうです。
ロシア陸連は参加できなそうですが、その他のスポーツは各国際競技連盟にゆだねるそうです。
ロシアスポーツ相は陸連も参加すると勝利宣言してましたから問題は(あと2週間に)迫ったのにロシア選手の参加が決まらなければ予選組み合わせ(案)も作れませんよね!!
まあロシア国家の悪意を重く見るか無実の個人選手の権利を重く見るかで判断は分かれるところです。
シンクロスイミングとかレスリングなどどうなりますかね??
事前と事後のドーピング検査を厳正に行いドーピングによる不正を防ぐしかないでしょうかね?
治安に問題がありそうで会場の準備にも遅れがあるようなリオ五輪に相応しい? リオ五輪のどたばたの一環かもしれません。

4年はあっという間です。東京五輪ではドーピング問題をどう扱うのかしっかり決める事が競い合いを面白くする根っこでしょうね。
日本の誰が担うのでしょう? 誰にしろしっかりお願いします。


写真:バッハIOC委員長(ネットより)

産経新聞:
【モスクワ=遠藤良介】ロシアの国ぐるみのドーピング違反問題で、国際オリンピック委員会(IOC)は24日、電話による緊急理事会を開き、リオデジャネイロ五輪からロシアを全面除外する処分を見送ることを決めた。出場の可否は各国際競技連盟(IF)の判断に委ねる。IFがロシア選手の出場を認める場合、過去にドーピング違反歴がないことや、信用できる国外検査をクリアすることなど厳しい条件を付けた。出場を受け付けた選手には、追加の競技外検査も義務付けた。IOCのバッハ会長は電話会見で「国全体の責任か個人の正義かの判断でバランスを重視した」と語った。

 世界反ドーピング機関(WADA)の調査チームは18日、2014年ソチ五輪などでスポーツ省が主導してロシア選手の禁止薬物使用を隠蔽(いんぺい)し、夏季五輪の20競技も対象だったと断定。WADAは、リオ五輪からロシアの除外を検討するようにIOCに勧告した。

 IOCは19日の緊急電話理事会で協議したが、潔白な選手の権利を侵害する可能性があることから結論を先送りにした。21日にロシア陸上チームの五輪参加禁止がスポーツ仲裁裁判所(CAS)の裁定で確定。国際パラリンピック委員会(IPC)も同国の資格停止に向けた手続きを開始した。

 IOCは今回、スポーツ大国との亀裂を生むリスクを回避したが、ドーピング撲滅を掲げながら、国ぐるみの不正に厳罰を科せなかった姿勢は議論を呼びそうだ。
(引用終わり)
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