王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

施設襲撃 19名死亡 26名重軽傷 (続き)

2016-07-27 10:02:08 | 駄目だ! こりゃ
刃物3本、結束帯も=入念計画か、深夜狙う―障害者19人刺殺・神奈川県警

昨日26日に未明津久井の障碍者施設が襲われ19人が死亡、26人が重軽傷という衝撃の事件が起きました。
犯人は付近に住む植松聖(26)で警察に出頭したところを緊急逮捕。今は殺人容疑で身柄を検察に送検されたようです。

なんだか横溝小説の様な殺害数で戦後最悪でないかと漠然と考えていましたがどうやらその様です。

この男2月までこの施設の従業員というから驚きです。
しかも退職の前に衆議院議長公邸を訪れ「許可を得れば470名を殺す」などと書いたメモを渡そうとしていたとか!!
これを受けて警察から施設に連絡が行き管理者側と話になりその際にも「重度書会社は殺す」とか「安楽死をさせるべき」など発言があり退職が決まったとか。

施設の事情は一切明かされませんが重度障碍者の施設として大勢の二重障害の方も入所していた様です。
つまり精神的な問題と身体的な問題の複合で「意思疎通も難しいし自分で食事ができない」状態とか。
それを介護するのが職員の仕事と思いますが、入賞投資23-4才の若者には同情から憐みにそして安楽死とか強制死のような「負」の対応を考える思考をした様に思えます。
別に彼個人がその現状に責任を感じたり早急に解決する立場ではないと思うのですがね。

その点では教職者なのに自宅の付近で野良猫に餌やりをして近所とトラブルになって転居してしまった彼の両親の施行に似て見えます。
その部分だけを見ればただしそうですが全体との関係で妥協がないんですね。
踊る県知事黒岩氏が施設の管理者として詫びていましたが、これを契機に警備強化とか侵入防止策などとるようになればそれこそ税金が無駄に使われるような気もします。
よくよく関係者と話し合い最善でなく最適(オプティマム)な解決策を案出して欲しいものです。

写真:植松聖の部屋

時事通信:
相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で、入所者19人が刺殺され、職員ら26人が重軽傷を負った事件で、殺人未遂などの容疑で逮捕された元職員植松聖容疑者(26)が、3本の刃物や結束バンドを現場に持ち込むなど入念に準備をした形跡があることが27日、分かった。

 神奈川県警津久井署捜査本部は同日、容疑を殺人に切り替えて植松容疑者を送検した。入所者を大量殺害する目的で、職員が手薄な深夜帯を狙い襲撃したとみて、動機の解明を急ぐ。

 捜査本部の調べでは、植松容疑者は事前に用意した包丁やナイフ計3本を持ち、26日午前2時ごろ居住棟の窓ガラスを割って侵入。職員の頭部や顔面を殴り、結束バンドで縛った後、部屋を移動しながら就寝中の入所者を次々と刺していったとみられる。殺害に使用したとみられる刃物を持って出頭し、車内から結束バンドも見つかった。

 同容疑者はこの施設に勤務していた今年2月、「重度障害者を殺す」「(施設利用者は)安楽死させるべきだ」などと発言。被害者の大半が首に深い傷を負っており、捜査本部は障害者に対する強い殺意を抱いていたとみている。 
(引用終わり)
コメント
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