安倍首相が東シナ海で自制要求、中国主席と会談
4日と昨日5日の二日間中国杭州でG20が開催されました。
開催国の中国は会議を成功と印象つけるため官製歓迎体制を敷き清澄な空気や余裕のある景勝地を作り出し(地域住民の不満はどこえやら)外国人に好印象を与える工夫をした様です。
それはさて置き5月の末に伊勢志摩のG7で世界の政治と経済状況について話したのに「決定的な解決策や対応策」が出なかったし、リーマンショック以来の危機と言った安倍首相に英国のブレア首相がどこにそんな危機が?? と疑問を呈して(それはその時点で正しい)帰国をした途端EU離脱が国民投票で決定し自国が「新たな経済危機」の種をまいたばかりです。ISの問題もG8から外されたロシアの参戦で抑え込んでいる始末です。
まあ世界が7-8か国で回っている時代ではありませんから総論G7 各論でG20が地域の問題に合意形成ができればそれはそれで良い事なのでしょう。
習近平は「南シナ海にかんするハーグ裁判所の判決(中国の歴史的権利は認めない)の影響を薄めるべく全力を挙げたようです。
日中首脳もG20の会議前でも最中でなく終了後に時間を制限してかつ(公表できる)主題を絞り込んでの様です。
両国とも首脳会議を単にやったとのお座なりの会議ですね!!
おまけに5日の昼過ぎには北朝鮮が日本海に向けミサイルを3発発射するハプニング(嫌がらせ? 意図的政治アッピール?)で安倍首相が習近平に「国連決議を順守させよ」と注文を付けさせてしまいました。
日本は中国の国威発揚会議の結果に踊ることなく平素の活動を丁寧に行うことが大切です。
日本発の経済危機など起こさぬよう個人消費の増加、求人率の向上、正規・非正規社員の格差是正、保育大気児童の解消等など地道な前進を期待しています。
写真:4日の会議で
ロイター:
[杭州 5日 ロイター] - 安倍晋三首相は5日、中国の習近平国家主席と会談し、東シナ海と南シナ海で活動を活発化させる中国に自制を求めた。両首脳は、空や海での偶発的な軍事衝突を回避するための連絡体制の早期運用に向けた協議を加速することでも一致した。
中国の杭州で開かれた20カ国・地域(G20)会合に出席した安倍首相は、5日夜に習主席と会談。その後の会見で、中国の海洋進出によって日本や東南アジア諸国との緊張が高まっていることについて「日本の立場を率直に、明確に伝えた」ことを明らかにした。中国公船の東シナ海での活動に遺憾の意を表明し、状況を改善するよう求めた。
東シナ海の尖閣諸島(中国名:釣魚島)周辺では、中国の公船、軍艦、軍用機が活動を活発化させている。6月には日本が接続水域と主張する海域に中国軍艦が侵入したほか、中国の戦闘機が南下する動きを見せ、日本側との緊張が高まった。
一触即発の事態を避けるため、安倍首相と習主席は防衛当局間による連絡体制「海空連絡メカニズム」の構築に向けた協議を加速することで一致した。安倍首相は会見で、「さまざまな分野、さまざまなレベルでの対話を進めることで合意した」と語った。
尖閣諸島をめぐっては、中国が領有権を主張する一方、日本は固有の領土として領有権争いは存在しないとの立場を取っている。
このほか両首脳は、5日午後に北朝鮮が3発の弾道ミサイルを日本海に向けて発射したことも協議。安倍首相は、北朝鮮に強い影響力を持つ中国に連携を求めた。同首相は会見で、北のミサイル発射は「国際社会への明確な挑戦であり、断固抗議する」と語った。
(引用終わり)
4日と昨日5日の二日間中国杭州でG20が開催されました。
開催国の中国は会議を成功と印象つけるため官製歓迎体制を敷き清澄な空気や余裕のある景勝地を作り出し(地域住民の不満はどこえやら)外国人に好印象を与える工夫をした様です。
それはさて置き5月の末に伊勢志摩のG7で世界の政治と経済状況について話したのに「決定的な解決策や対応策」が出なかったし、リーマンショック以来の危機と言った安倍首相に英国のブレア首相がどこにそんな危機が?? と疑問を呈して(それはその時点で正しい)帰国をした途端EU離脱が国民投票で決定し自国が「新たな経済危機」の種をまいたばかりです。ISの問題もG8から外されたロシアの参戦で抑え込んでいる始末です。
まあ世界が7-8か国で回っている時代ではありませんから総論G7 各論でG20が地域の問題に合意形成ができればそれはそれで良い事なのでしょう。
習近平は「南シナ海にかんするハーグ裁判所の判決(中国の歴史的権利は認めない)の影響を薄めるべく全力を挙げたようです。
日中首脳もG20の会議前でも最中でなく終了後に時間を制限してかつ(公表できる)主題を絞り込んでの様です。
両国とも首脳会議を単にやったとのお座なりの会議ですね!!
おまけに5日の昼過ぎには北朝鮮が日本海に向けミサイルを3発発射するハプニング(嫌がらせ? 意図的政治アッピール?)で安倍首相が習近平に「国連決議を順守させよ」と注文を付けさせてしまいました。
日本は中国の国威発揚会議の結果に踊ることなく平素の活動を丁寧に行うことが大切です。
日本発の経済危機など起こさぬよう個人消費の増加、求人率の向上、正規・非正規社員の格差是正、保育大気児童の解消等など地道な前進を期待しています。
写真:4日の会議で
ロイター:
[杭州 5日 ロイター] - 安倍晋三首相は5日、中国の習近平国家主席と会談し、東シナ海と南シナ海で活動を活発化させる中国に自制を求めた。両首脳は、空や海での偶発的な軍事衝突を回避するための連絡体制の早期運用に向けた協議を加速することでも一致した。
中国の杭州で開かれた20カ国・地域(G20)会合に出席した安倍首相は、5日夜に習主席と会談。その後の会見で、中国の海洋進出によって日本や東南アジア諸国との緊張が高まっていることについて「日本の立場を率直に、明確に伝えた」ことを明らかにした。中国公船の東シナ海での活動に遺憾の意を表明し、状況を改善するよう求めた。
東シナ海の尖閣諸島(中国名:釣魚島)周辺では、中国の公船、軍艦、軍用機が活動を活発化させている。6月には日本が接続水域と主張する海域に中国軍艦が侵入したほか、中国の戦闘機が南下する動きを見せ、日本側との緊張が高まった。
一触即発の事態を避けるため、安倍首相と習主席は防衛当局間による連絡体制「海空連絡メカニズム」の構築に向けた協議を加速することで一致した。安倍首相は会見で、「さまざまな分野、さまざまなレベルでの対話を進めることで合意した」と語った。
尖閣諸島をめぐっては、中国が領有権を主張する一方、日本は固有の領土として領有権争いは存在しないとの立場を取っている。
このほか両首脳は、5日午後に北朝鮮が3発の弾道ミサイルを日本海に向けて発射したことも協議。安倍首相は、北朝鮮に強い影響力を持つ中国に連携を求めた。同首相は会見で、北のミサイル発射は「国際社会への明確な挑戦であり、断固抗議する」と語った。
(引用終わり)