goo blog サービス終了のお知らせ 

王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

臨時国会 安倍首相 所信表明演説!!

2016-09-27 10:51:26 | 政治
【臨時国会】安倍晋三首相演説、異例のスタンディングオベーションで中断 自衛隊などへの敬意呼びかけ 自民議員応じる 野党は「異常な光景」と批判

昨日26日臨時国会で安倍首相が衆参両院本会議で所信表明を行いました。
その1がアベノミクスを一層加速するとの事です。
これに先立ち24日日銀政策決定会議が行なわれ「金融緩和を継続する。一方長期国債の金利を高値に誘導する」との事です。この人たちの物言いは「凡人にはとても判りにくいものがあります」

凡人の感覚では「物価を2%上げるためのバズーカ砲的金融緩和」であったはずですが現下「物価は1%」程度で上記のわかりにくい新政策を聞いて海外の反応は「1ドル=100円台の円高で推移し株価も輸出株を中心に軟調です」

そこでまた凡人の登場ですが今は「消費税率8%上げ以降、庶民の生活は苦しく景気は良くありません。やるべきは国内景気の回復です」
28兆円もの未来に投資をするなら今に投資(実際に仕事“ジョブ”の数を増やす)事です。28兆円も20兆円ほどは政府系の金融機関から貸出枠を増やすだけです。

次の柱は「TPPの早期発効」ですが米国の大統領候補が見直しを表明している事案に何を血迷っているのでしょうか?
最後に「海保、警官や自衛隊などで困難な仕事に携わる諸氏に敬意を表する(呼びかけをする)と議場内の自民党議員が立ち上がり拍手(スタンディング・オベーションと呼ぶらしい)をしました」この事は日本の立法府では珍奇なことで事の是非が所信と別に論じられています。
まあしっかり景気が良くなるか見守りましょうね。


写真;スタンディング・オベーション

産経新聞:

安倍晋三首相が所信表明演説を行った26日の衆院本会議の最中に、自民党議員の多くが立ち上がって拍手を送る一幕があった。首相が国境警備などに携わる海上保安庁や警察、自衛隊に対し「今この場所から心からの敬意を表そうではありませんか」との呼びかけに応じた。首相も演説を中断して拍手した。拍手は、大島理森議長が「ご着席ください」と制止するまで約15秒間続いた。

 衆院本会議の首相演説が拍手によって中断するのは異例。本会議後の自民党役員会でも話題となり、議員歴36年の高村正彦副総裁が「演説の最中の『スタンディングオベーション((立ち上がっての拍手喝采)』は自分の経験上も初めてのことだ」と述べた。記者会見で高村氏の発言を紹介した二階俊博幹事長は「(高村氏は)興奮気味だった」と語った。

 党幹部によると、党としてあらかじめ拍手を予定していたわけではなく、若手議員を中心に自然に発生したという。

 ただ、民進党などの野党からは批判的なヤジが飛び出した。日本維新の会の馬場伸幸幹事長は本会議後の記者会見で「私も本会議場の中にいて異常な光景だった」と批判した。馬場氏はまた、「自画自賛のためにやっている。こういうことは避けていかないと、立法府の議論ということにはならない」と注文を付けた。

 衆院本会議でのスタンディングオベーションは旧民主党政権でも例があった。政権交代直後の平成21年10月26日、当時の鳩山由紀夫首相が初めて行った所信表明演説を「ぜひとも一緒に新しい日本をつくっていこうではありませんか」と締めくくった際、同党議員が総立ちになって拍手を送った。
(引用終わり)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする