王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

マレーシアに供与の巡視船 お披露目 !!

2017-07-16 06:31:23 | 海外
供与の巡視船、マレーシアで披露…対中国を念頭

昨日15日マレーシアの港で日本が供与した巡視船の2隻目のお披露目が行われました。
syシンを見るとマレーシア国旗が船体に描かれきれいに仕上がっています。

2隻の元巡視船は平成29年初には解役されマレーシアに引き渡されると同時に日本の造船所で機材の更新や武装の撤去そしてマレーシア側の乗組員教育を行っていたとみられます。
10年も前だと南シナ海周辺国の軍事バランスを崩すとの事で日本の巡視艇の供与は関係国の領海が得られませんでしたが「中国の南シナ海への武力進出の前に関係国も日本の協力を是としたようです」
既にフィリピンには新造船3隻が供与されたかな?なんて思い出しました。既存の船の強化改装は新造船ほど時間がかからない所が有効ですね。

この巡視船は元「おき」で公称1000トンクラスの大型船です。


平成元年竣工とありますからざっと28年くらい日本近海で活躍していたのでしょう。
海保庁の文書には解役と書いてあります。聞きなれない言葉ですが浜爺なりに官僚用語を読み解くと「当初は25年程度の耐用年数を耐久年数延長工事を行い15年ほど退役を先延ばしする予定を止めて解役という言葉にした」と思います。
使えるけど諸般の事情で巡視船の役目を解くのでしょう?!
それをマレーシアに使ってもらうのです。

マレーシアは東西に重要な海があり2隻目は東海岸に配置され南シナ海を警備する様です。
少しでも国際法とそれによる秩序が保たれる一助になればにhンとしても援助の死骸があるというものです。
しっかり活躍してください。


写真:お披露目された2隻目の巡視船

読売オンライン:
【クアラルンプール=浜砂雅一】マレーシアの海上警備能力強化を支援するため、日本が供与した大型巡視船2隻のうち1隻の披露式が15日、クアラルンプール近郊のクラン港で行われた。

 巡視船は全長約87メートル。海上保安庁の所属だった船を改修したもので、今後、マレーシア東部コタキナバルを拠点に南シナ海の警備にあたる。もう1隻も今年3月から、マレー半島東岸沿いの南シナ海で活動を始めている。シャヒダン・カシム首相府相は読売新聞に、「違法漁船の取り締まりなどでの活躍が期待できる」と語った。

 同国では昨年3月、東部ボルネオ島沖の排他的経済水域(EEZ)内に、100隻近い中国漁船が公船を伴って進入した。その後、マレーシア側が日本に支援を要請し、昨年11月の両国首脳会談で、日本が巡視船を供与することで合意した。

(引用終わり)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする