オウム 松本死刑囚と幹部６名 死刑執行 ！！

オウム松本死刑囚の刑執行＝元幹部６人も、教団事件で初―地下鉄サリンから２３年
昨日６日３日続きになる九州から西の地区に記録的大雨注意報が出ている中、まずオーム真理教の元教祖の松本智津夫こと麻原彰晃（６３）の死刑執行が白いテロップで流れました。
追って６人の元幹部も死刑が執行され７人の同日処刑と言う事でそのこと自体が騒ぎになっていました。

午後上川法相は（官僚の用意した話し言葉でない）文章の言葉使いで一連の処刑の説明をしていました。
骨子はそうでもせめて「話し言葉に替えれば自分の意見の様に聞こえるのに？！」と思いましたがね。

浜爺は弁護士の坂本さん一家三人が横浜の田中町に住んでいる頃、広い自動車道を隔てた磯子の洋光台３丁目に住んでいて坂本さんの家の先に住む元お百姓さんに駐車料を払っていましたから毎月坂本さんの家の前を通っていたのですね。
坂本さん一家が殺された事の詳細が判ったのは麻原が逮捕された後だったかと思います。奥さんが「子供だけは助けて」と懇願しましたがむなしかったとか？

その他前後しますが「碑文谷の弁護士さん殺し」「長野サリン事件」そして「地下鉄サリン事件」とカルト集団なのに金を集め武装をして国民にテロ行為を行ってきました。
国家権力に力があれば１９９５年に麻原を逮捕した時点で「オウム真理教」は解散命令を出し根絶やしにする必要がありましたがそれは出来ませんでした。
又その結果、後継団体であるアレフ、あの上祐の率いる光の輪や山田の会等１６００人ほどの信者を野放しにしたまま死刑執行の日に「公安庁」が教会に立ち入りするなど形ばかりの対処でお茶を濁しています。
麻原は教祖であり今も信者にはカリスマ性を有することを隠して死刑囚という呼び名で問題を糊塗しています。
彼を神格化する信徒グループは徹底的に排除しなければいけないはずですがね？？
解散させなかった事が後手を踏んでいる様に思えます。

カルト集団の行動を厳重に監視して望むべくは解散に持ち込んで橋いものです。
まだ６人の死刑囚が残っていますからその処遇も見守りましょう。


写真：松本死刑囚

時事通信：
オウム真理教による一連の事件で死刑が確定した元代表松本智津夫（麻原彰晃）死刑囚（６３）＝東京拘置所＝について、法務省が６日、刑を執行したことが関係者への取材で分かった。ほかに元幹部死刑囚６人の刑も執行された。事件をめぐっては、１３人の死刑が確定しているが、執行は初めて。

　空前の無差別テロで社会を震撼（しんかん）させた地下鉄サリン事件から２３年。死者２９人、負傷者６０００人超を出した一連の事件は、大きな節目を迎えた。

　松本死刑囚は、地下鉄サリン事件を起こした１９９５年に逮捕された。一審東京地裁は２００４年、起訴された全１３事件で有罪とし、死刑を言い渡した。二審東京高裁は、弁護人が期限内に控訴趣意書を提出しなかったとして０６年に控訴棄却を決定。最高裁も支持し、同年９月に死刑が確定した。

　地裁の公判で、松本死刑囚は「弟子たちが起こした」などと無罪を主張した。しかし、次第に不規則発言や居眠りを繰り返すようになり、法廷で事件の動機などを詳しく語ることはなかった。

　死刑確定後は、家族が再審請求を申し立て、執行時は４回目の請求中だった。家族や弁護人とは０８年より後は面会していないとされ、近況は不明だった。

　ほかに執行された６人は、いずれも元幹部の土谷正実（５３）＝東京拘置所＝、遠藤誠一（５８）＝同＝、新実智光（５４）＝大阪拘置所＝、井上嘉浩（４８）＝同＝、中川智正（５５）＝広島拘置所＝、早川紀代秀（６８）＝福岡拘置所＝各死刑囚。

　上川陽子法相は６日午後、法務省で記者会見し、「被害者、家族が受けた恐怖、苦しみ、悲しみは想像を絶する」と強調。執行命令を下した判断については「慎重にも慎重な検討を重ねた上で執行を決定した」と説明した。

　オウム真理教による一連の事件で起訴された教団関係者１９２人の刑事裁判が１月に全て終結したことを受け、法務省は３月、東京拘置所に収容されていた１３人のうち７人をほかの施設に移送。執行時期を慎重に検討していた。

　確定判決などによると、松本死刑囚は元幹部らと共謀し、８９年１１月に坂本堤弁護士一家３人を殺害。９４年６月、長野県松本市でサリンを噴霧し、９５年３月には営団地下鉄（当時）車内でサリンを散布した。松本サリン事件では住民８人が、地下鉄サリンでは乗客と駅員１３人が犠牲になった。　
（引用終わり））