4日(現地時間)「ノーベル化学賞は、量子ドットの発見と合成に貢献した米国の3人に」との話が公式発表の4時間前に流れてそれでどうなるのか量子ドットとは何なのか? 解説を読んでいるうちに、次のノーベル平和賞受賞者の名前が報じられました。
イランで女性の権利の擁護を訴え現在は刑務所で服役している、人権活動家のナルゲス・モハンマディ氏だそうです。
イランの保守政権(イスラム教保守政権)で女性の権利の擁護を訴得れば刑務所入りの処置はされるでしょうが「獄中からSNSなどを通じてデモへの連帯と有ります。獄中と言いながら一種の軟禁状態なのですかね?
それはとにかくイラン政府もこれで彼女の命を奪う事はしかねる状態なのかも知れません。
イラン政権が「ノーベル平和賞受賞式に出席を認めてその後は彼女に任せれば上策、国内で女性弾圧(被り物に代表される伝統衣装の強制)を続ければ下策」ですがどの様に扱いますかね?
じっと見守っています。
写真:ナルゲス・モハンマディ氏
NHK:
ことしのノーベル平和賞に、イランで女性の権利の擁護を訴え現在は刑務所で服役している、人権活動家のナルゲス・モハンマディ氏が選ばれました。イランの市民からは歓迎する声が聞かれる一方、政権側は強く反発していて、今後、女性の権利をめぐる状況の改善につながっていくのか、注目されます。
ノルウェーの首都オスロにある選考委員会は、6日、ことしのノーベル平和賞にイランの人権活動家でジャーナリストのナルゲス・モハンマディ氏(51)を選んだと発表しました。
モハンマディ氏は長年、女性の権利の擁護や死刑制度の廃止などを訴えてきましたが、治安を脅かした罪などに問われ、現在も首都テヘランの刑務所で服役しています。
去年、公共の場でのスカーフのかぶり方が不適切だとして逮捕された女性が死亡し、各地に抗議デモが広がると、モハンマディ氏も獄中からSNSなどを通じてデモへの連帯を示してきました。
今回の受賞について、テヘランの市民からは「イランの女性が選ばれたことを誇りに思う」とか「女性が進む道が開かれる」などと、歓迎する声が聞かれました。
一方、政権側は強く反発していて、イラン外務省のキャンアニ報道官は声明を出し「イランに対するヨーロッパの国々の敵対的な政策に沿った政治的な動きで、本来の目的から逸脱している」などと非難しました。
モハンマディ氏がノーベル平和賞に選ばれたことに国際社会の関心が集まる中、今後イランの女性の権利をめぐる状況の改善につながっていくのか、注目されます。
モハンマディ氏は長年、女性の権利の擁護や死刑制度の廃止などを訴えてきましたが、治安を脅かした罪などに問われ、現在も首都テヘランの刑務所で服役しています。
去年、公共の場でのスカーフのかぶり方が不適切だとして逮捕された女性が死亡し、各地に抗議デモが広がると、モハンマディ氏も獄中からSNSなどを通じてデモへの連帯を示してきました。
今回の受賞について、テヘランの市民からは「イランの女性が選ばれたことを誇りに思う」とか「女性が進む道が開かれる」などと、歓迎する声が聞かれました。
一方、政権側は強く反発していて、イラン外務省のキャンアニ報道官は声明を出し「イランに対するヨーロッパの国々の敵対的な政策に沿った政治的な動きで、本来の目的から逸脱している」などと非難しました。
モハンマディ氏がノーベル平和賞に選ばれたことに国際社会の関心が集まる中、今後イランの女性の権利をめぐる状況の改善につながっていくのか、注目されます。
夫のタギ・ラフマニさん「誰もが自由を得る権利を持っている」
ことしのノーベル平和賞に選ばれたモハンマディ氏の夫のタギ・ラフマニさんは、滞在しているフランス・パリで、長男とともに、報道陣の取材に応じました。
ラフマニさんは「これは彼女に対する単なる賞ではなく、女性・生命・自由を掲げてイランで闘っているすべての人のための賞で、この大義のために命を犠牲にし愛する人を失った人たちのための賞だ」と述べ、受賞が決まったことを喜びました。
一方で、妻とは1年以上話しておらず、連絡を取ることも許されていないため、モハンマディ氏の今の状況はわからないとしたうえで「彼女の家族としては、いつか彼女が戻ることが望みだが、何よりも望むのは、すべてのイラン人にとっての自由だ。そのときこそ、私たちを心から喜ばせてくれるだろう」と述べました。
そのうえで「自由はすべての人々にとってよいものだ。欧米諸国だけでなく、誰もが自由を得る権利を持っているはずだ」と述べ、欧米諸国に対し、イランの人たちの自由のために、ともに闘ってほしいと呼びかけました。
ラフマニさんは「これは彼女に対する単なる賞ではなく、女性・生命・自由を掲げてイランで闘っているすべての人のための賞で、この大義のために命を犠牲にし愛する人を失った人たちのための賞だ」と述べ、受賞が決まったことを喜びました。
一方で、妻とは1年以上話しておらず、連絡を取ることも許されていないため、モハンマディ氏の今の状況はわからないとしたうえで「彼女の家族としては、いつか彼女が戻ることが望みだが、何よりも望むのは、すべてのイラン人にとっての自由だ。そのときこそ、私たちを心から喜ばせてくれるだろう」と述べました。
そのうえで「自由はすべての人々にとってよいものだ。欧米諸国だけでなく、誰もが自由を得る権利を持っているはずだ」と述べ、欧米諸国に対し、イランの人たちの自由のために、ともに闘ってほしいと呼びかけました。