23日佐竹敬久秋田県知事は定例記者会見で「県内で相次ぐツキノワグマの出没や人身被害を受け、駆除を担う猟友会員らの弾丸の購入費用などを県が負担する」考えを示したそうです。
駆除への慰労金と合わせた関連費用約1500万円を本年度予算に計上する方針との事。
熊の写真より本人の顔を(県のHPより)
この方龍角散のCMに出たそうです。平素の評判に付いてはよく知りません。
秋田県も同様なのでしょうね。
今年の猛暑で山のドングリやブナが大凶作で実らず、エサを求めて市内にまで出没している様で、神奈川県でも相模原市に熊の目撃が起きた位です。
熊を駆除すると各地で行政の出先に「抗議の電話や30分以上にも及ぶ長電話での暴言など」が有るそうです。
その様な中で、あえて「熊駆除の支援策を表明」とは勇気ある行為ですね。
頼まれて「熊の駆除に協力する猟友会の方たちにとってはいくらかホッとする支援」かも知れません。
玄関を開け外に出たら熊がいる」様では落ち着いた生活が出来ないですものね。腹がすいて冬眠しない/出来ない熊が出るかも知れません。
心配です。
写真:自動カメラで撮影したツキノワグマ=2016年秋、仙台市泉区の泉ケ岳
河北新報:
佐竹敬久秋田県知事は23日の定例記者会見で、県内で相次ぐツキノワグマの出没や人身被害を受け、駆除を担う猟友会員らの弾丸の購入費用などを県が負担する考えを明らかにした。駆除への慰労金と合わせた関連費用約1500万円を本年度予算に計上する方針。
本年度の人身被害は同日時点で46件53人に上り、過去最悪を更新している。捕獲頭数は1030頭(9日時点)となり、県計画が定める本年度の捕獲上限1582頭に近づいている。
佐竹知事は捕獲の在り方について、人命優先だとして「緊急避難的には撃てる状況なら撃つのが一番で、捕獲頭数は後の問題。猟友会が駆除できる状況をつくっていく」と強調。11月〜来年2月の狩猟期間を見据え、弾丸などの経費を負担し駆除を後方支援する。
来年以降、IT関連の誘致企業にデータ分析を依頼し、クマの生息域や出没傾向に関する実態調査を進める考えも明らかにした。
駆除に抗議する電話が県庁に届いていることについては「参考になるメールなどは若干考慮するが電話は一番乱暴」と持論を展開。氏名を名乗らない一方的な通話が大半だとして「付き合うと仕事ができない。業務妨害だ」と述べ、応対は不必要との認識を示した。
(引用終わり)