王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

12日 NATO首脳会議が閉幕 ウクライナの加盟時期示さず

2023-07-13 09:42:37 | ウクライナ関連
11日から2日に亘るNATO首脳会議が行われました。何とこの会議を意義つけるためでしょうG7首脳参加しバイデン大統領がゼレンスキー大統領と握手している写真を外電で見ましたが,この記事では見つかりませんでした。
実はこの会議の前10日にゼレンス-大統領はSNSで「ウクライナの(NATO参加が)”日程が明示されない、条件付きで” とは考えられない」と抗議していました。ここをクリック⇒その決着をどうつけるのか興味が有って見守っていました。
NATOの加盟問題は「参加国の全会一致」が決まりで、スウェーデンの参加を前日の「10日トルコのエルドアン大統領とストルテンベルグ事務総長の会談でトルコの合意が得られたばかり」でした。日程を明らかにする事等無理筋かと見えました。それに関しては、やはり具体的なスケジュールを示すことは出来ませんでした。しかし ウクライナが対等な立場で安全保障などを協議できる「NATOウクライナ理事会」の設置を決定し、これに対しゼレンスキー大統領は会議終了後概ね満足と発言しています。
そしてNATOのやや腰の引けた対応にG7は、各国が得意分野で長期的に支援を行うとする共同宣言を発表しました。バイデン大統領とゼレンスキー大統領の握手にはそういう意味が有ったのですね。
当面、和平交渉なんて話は出せそうも有りませんし、ウクライナも反抗作戦をもう少し目に見える形にしないといけなくなりました。
悩ましいですね。

写真:NATO首脳会議(下手な写真ですね!)

FNNプライムオンライン:
ATO加盟までの具体的な道筋が示されず不満を示していたゼレンスキー大統領ですが、12日の会見では、首脳会議の結果についておおむね満足しているとの考えを示しました。 理事会に先立ち、NATOは2日にわたって首脳会議を開き、クライナの将来的な加盟を確認しましたが、。 ゼレンスキー大統領は会見で、「首脳会議の成果はおおむね良かったが、加盟の招待があれば理想的だった」と述べました。 ウクライナの加盟についてNATOが結束できない中、首脳会議終了後、G7は、各国が得意分野で長期的に支援を行うとする共同宣言を発表しました。 戦闘機や長距離ミサイルの供与のほか、軍事訓練の拡大やサイバー対策の支援などを行うとしています。 NATOがウクライナの期待に応えきれない中、加盟までの間、G7としてウクライナの安全に関与し続ける姿勢を示した形です。 
(引用終わり)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 12日 ryuchellさん、イン... | トップ | 13日 NYダウ平均 続伸、... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ウクライナ関連」カテゴリの最新記事