昨日21日(現地時間)岸田首相がウクライナを突然訪問、ゼレンスキー大統領と初めて対面で会談したと報じられました。
昨日11時40分前後、WBCのメキシコ戦で村上選手が逆転サヨナラ2塁打を打った瞬間にTVに白いテロップが入り「北がミサイル発射か?」と思ったら「岸田首相 ウクライナ訪問」の速報でした。
おや? 遅ればせながらインドを訪問していたのでないの? とその瞬間は思いました。昼過ぎの報道で、インドから政府専用機をチャーター機に替えポーランドの空港から「列車でキーフに入った」様で日本の民間のTV局員が(話を漏れ聞いて)乗り継ぎの場を映像にしていた様です。ロシアの諜報機関でなくて良かったですね!
到着して外務次官(右の女性)の出迎えを受ける岸田首相(ネットより)
「平和日本ですから、武器や弾薬を送るわけにも行かず何をするのか」と思いましたら「殺傷能力のない装備品の支援を新たに表明」だそうです。
本来なら5月のG7議長国である立場からもっと早くに{ウクライナ訪問」をするべきでしたでしょうが「通常国会中で日程が押していて今回の苦肉の策となった」様です。先月末インドを議長国にしてG20会議が有りましたが、国会開催中を理由に林外相が欠席し、杓子定規な国会尊重で外交音痴ぶりを非難された日本でした。まあ、ブチャでの民間人虐殺現場も弔問した様で知る事は新たな決意を岸田首相に与えたかも知れません。実際に役に立つ支援であって欲しいと思います。
写真:キーウで2023年3月21日、記者会見後に握手をする岸田文雄首相とゼレンスキー大統領=杉山正撮影
朝日新聞デジタル:
ウクライナ訪問中の岸田文雄首相は21日、首都キーウでゼレンスキー大統領と初めて対面で会談した。会談後の記者会見で岸田氏は、殺傷能力のない装備品の支援を新たに表明。ゼレンスキー氏は5月のG7(主要7カ国)広島サミットにオンラインで参加する意向を示した。
岸田氏は会見で、広島サミットの開催前に「(ゼレンスキー氏と)直接、お話をし、日本の揺るぎない連帯をお伝えしたいと強く願っていた」と説明。「ロシアのウクライナ侵略は、国際秩序の根幹を揺るがす暴挙」とし、今回のウクライナ訪問で「このことを改めて強く感じている」と述べた。また、「唯一の戦争被爆国の我が国として、ロシアの核兵器による威嚇は受け入れられない」と強調した。
岸田氏は北大西洋条約機構(NATO)の基金を通じて、ウクライナに殺傷能力のない装備品3千万ドル(40億円)分を供与する考えを明らかにした。さらに、両国関係を「特別なグローバル・パートナーシップ」に格上げすることで合意したという。
ゼレンスキー氏は岸田氏の訪問について、「日本がG7の議長国、国連安全保障理事会の非常任理事国として活動するなかで実現したことをとてもうれしく思う」と述べた。また、日本のこれまでの支援に繰り返し謝意を示し、「ウクライナ及び、ルールに基づいた国際秩序への投資と考えている」と語った。
会見では、ゼレンスキー氏が岸田氏を「フミオ」と呼ぶ場面もあった。(キーウ=杉山正)
(引用終わり)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます