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29日 ロシア大統領、モンゴル訪問へ 逮捕状発付のICC加盟国

2024-08-30 08:11:52 | ロシア関連
29日 ロシアのプーチン大統領がモンゴルを訪問すると発表したそうです。モンゴルはICC加盟国なので「原則通り処理すれば逮捕しなければいけません」。しかし実情は微妙なようです。
【ロシア大統領府は29日、プーチン大統領が9月3日にモンゴルを訪問し、フレルスフ大統領と会談すると発表した。モンゴルはプーチン氏に逮捕状を出した国際刑事裁判所(ICC)の加盟国。入国しても逮捕しないことで事前合意したとみられるが、モンゴルが拘束の義務を果たさなければ国際的な批判が高まる可能性がある。
 プーチン氏はフレルスフ氏に招待され、旧ソ連・モンゴル軍が旧日本軍に勝利した1939年5〜9月のノモンハン事件の戦勝85周年を祝う式典に出席する】
別紙の情報と併せるとモンゴルは2002年ICC加入に関するローマ規程を批准しています。2019年にもプーチン大統領はノモンハン事件戦勝記念でモンゴルを訪問しています、同大統領がICCから逮捕状が出されたのが2023年でしたから、今回初めてモンゴルのレルスフ大統領と会談ですから逮捕しなければ国際的に非難される立場になりました。ロシアとモンゴルは複雑な華夏地で直線にして1500キロほど国境を接してますし、国力・軍事力ともロシアが圧倒的に有利です。何とも微妙な状態ですがどう乗り越えるのでしょう?
モンゴルん政権の権力が首相にあり大統領は元首として位置してるなら(会談後)そっと交代なんて手もあるかも反れません。
モンゴル政権の懐の深さを見たいものです。

写真:
昨年10月、北京でモンゴルのフレルスフ大統領(左)と握手するロシアのプーチン大統領(AP=共同)

共同通信:
【モスクワ共同】ロシア大統領府は29日、プーチン大統領が9月3日にモンゴルを訪問し、フレルスフ大統領と会談すると発表した。モンゴルはプーチン氏に逮捕状を出した国際刑事裁判所(ICC)の加盟国。入国しても逮捕しないことで事前合意したとみられるが、モンゴルが拘束の義務を果たさなければ国際的な批判が高まる可能性がある。
 プーチン氏はフレルスフ氏に招待され、旧ソ連・モンゴル軍が旧日本軍に勝利した1939年5〜9月のノモンハン事件の戦勝85周年を祝う式典に出席する。
 ICCは昨年3月、ロシアのウクライナ侵攻に絡む戦争犯罪容疑で逮捕状を出した。プーチン氏はその後も外遊を重ねているが、行き先は中国や北朝鮮、ベトナム、カザフスタンなどいずれもICC非加盟国だった。
 ICC加盟国はICCからの逮捕や身柄の引き渡し請求に応じる義務がある。
 プーチン氏はノモンハン事件から75年、80年となった2014、19年にもモンゴルを訪れた。
(引用終わり)



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