イエメンで邦人技術者拉致

イエメンで邦人技術者拉致＝犯行は地元部族、解放交渉中(時事通信) - goo ニュース

どうやら１５日イエメンで日本人の男性技術者（地元の学校建設の為に出向いているらしい）が誘拐されたらしい。

その方を誘拐して金銭を要求するのでなく「既に官憲に逮捕されている仲間の釈放させる為の人質」の様です。

アラブ流の交渉術で「聖職者の仲介とか口利き」で無事釈放される事を願っています。



時事通信：
【カイロ時事】在イエメン外交筋は１６日、同国で１５日に日本人技術者男性が拉致され、在サヌア日本大使館がイエメン外務省や内務省などを通じて犯人側と解放に向けた交渉を進めていることを明らかにした。犯人グループは、イエメン政府と対立する地元部族関係者とされ、ロイター通信は地元当局者の話として、収監中の仲間の釈放を要求していると伝えた。

　同国では過去に、同種の事件がたびたび起きており、政府が部族の要求を受け入れることなどで解放につながっているケースが多い。同大使館は「交渉中の事案であり、詳細は話せない」とし、拉致の事実を確認した。

　ロイター通信によれば、男性は首都サヌア北東約６０キロの町アルハブで拉致されたという。

　北部ではイスラム教シーア派の一派であるザイド派民兵組織との戦闘が続いているほか、国際テロ組織アルカイダの活動もみられるが、同筋は「地元部族に関係した事件」としており、日本大使館はイエメン政府の協力を得て慎重に交渉している。

　同国では２００８年５月に中部のマーリブで、日本人女性観光客２人が誘拐された。犯行グループは地元部族の武装集団で発生から１２時間足らずで解決。この際もグループは、爆弾テロに関与した疑いで収監された仲間の釈放を要求した。　
（引用終り）