譲り合いの心、はかなく=全席優先座席を廃止-阪急電鉄 (時事通信) - goo ニュース
この全席優先座席と言う言葉ですが、車両の特定の場所に「老人や妊婦等のために優先席」を設けるのでなく、どの席も「優先席」ですから該当者が前に立ったら「席を譲って下さい」との趣旨なのだと思う。
爺が日頃使っている横浜市営地下鉄がこの制度を取っています。
報道によれば関西中心の阪急電鉄がこの制度の廃止を決めて元に戻るようです。
細かくは分かりませんが「一般的には老人や該当者が前立ってもに席を譲るような殊勝な人は居なかったので機能しなかった」のであろうと思うのです。
実は爺も市営地下鉄に乗る度に感じていました。
若者、特に学生と30歳位までの若い人が老人や妊婦に席を譲らねばこの「全席優先席」なーんて制度は機能しません。
走り込んで来た爺や婆が若者の前で不服そうな顔で立っているのを良く目にしています。
幸いこの地下鉄は全線が短いのと途中の乗り降りがかなり有るので自然に席の交代が図られて何とか問題が顕在化しないのかも知れません。
勿論、爺は自分より明らかに年配なご老人が前に立てば席を譲ります。(内心では隣の若い兄ちゃんや姉ちゃんが譲るべきだろうと苦々しく思いながら)
国民全体に公徳心が薄れ特に若者に薄れ方が顕著な折、現実に即した判断だと思います。つまらぬ建前を良く廃止しました。
中田市長! 横浜市営地下鉄も効果の程を老人方にアンンケート調査でもしてみたら如何でしょう?
横浜の若者は他人に優しいか? そんな事は無さそうな気がします。
時事通信:
阪急電鉄(本社大阪市)は17日、1999年4月に全国に先駆けて導入した全席優先座席の設定を取りやめ、29日の始発電車から他社同様、車両の一部座席を優先座席と明示する方式に改めると発表した。全席優先座席を導入していた同社子会社やグループ会社の能勢電鉄、神戸電鉄も廃止する。
乗客の良識で座席の譲り合いが広がることを期待した制度だが、阪急電鉄は「乗客の期待に応えられるほど浸透しなかった」と残念そう。
同社によると、これまでに「非現実的だ」「譲ってもらえない」などの苦情が年間十数件あった。6月の株主総会でも「目に見える表示がないので譲ってもらえない」という意見があり、検討した結果、普通の優先席表示に戻すことを決めた。
(引用終わり)
写真:共同通信より
この全席優先座席と言う言葉ですが、車両の特定の場所に「老人や妊婦等のために優先席」を設けるのでなく、どの席も「優先席」ですから該当者が前に立ったら「席を譲って下さい」との趣旨なのだと思う。
爺が日頃使っている横浜市営地下鉄がこの制度を取っています。
報道によれば関西中心の阪急電鉄がこの制度の廃止を決めて元に戻るようです。
細かくは分かりませんが「一般的には老人や該当者が前立ってもに席を譲るような殊勝な人は居なかったので機能しなかった」のであろうと思うのです。
実は爺も市営地下鉄に乗る度に感じていました。
若者、特に学生と30歳位までの若い人が老人や妊婦に席を譲らねばこの「全席優先席」なーんて制度は機能しません。
走り込んで来た爺や婆が若者の前で不服そうな顔で立っているのを良く目にしています。
幸いこの地下鉄は全線が短いのと途中の乗り降りがかなり有るので自然に席の交代が図られて何とか問題が顕在化しないのかも知れません。
勿論、爺は自分より明らかに年配なご老人が前に立てば席を譲ります。(内心では隣の若い兄ちゃんや姉ちゃんが譲るべきだろうと苦々しく思いながら)
国民全体に公徳心が薄れ特に若者に薄れ方が顕著な折、現実に即した判断だと思います。つまらぬ建前を良く廃止しました。
中田市長! 横浜市営地下鉄も効果の程を老人方にアンンケート調査でもしてみたら如何でしょう?
横浜の若者は他人に優しいか? そんな事は無さそうな気がします。
時事通信:
阪急電鉄(本社大阪市)は17日、1999年4月に全国に先駆けて導入した全席優先座席の設定を取りやめ、29日の始発電車から他社同様、車両の一部座席を優先座席と明示する方式に改めると発表した。全席優先座席を導入していた同社子会社やグループ会社の能勢電鉄、神戸電鉄も廃止する。
乗客の良識で座席の譲り合いが広がることを期待した制度だが、阪急電鉄は「乗客の期待に応えられるほど浸透しなかった」と残念そう。
同社によると、これまでに「非現実的だ」「譲ってもらえない」などの苦情が年間十数件あった。6月の株主総会でも「目に見える表示がないので譲ってもらえない」という意見があり、検討した結果、普通の優先席表示に戻すことを決めた。
(引用終わり)
写真:共同通信より
やはり世相を反映している事なんですョ。
格差は「自分だけ良ければ」と言う風潮になり易いですからね。
この状況を抜け出すのはシンボル的存在が必要と小生思っています。
戦国時代の信長が、苦戦の時程、戦闘の先頭に立って白刃を奮って戦った様に…
反対に古代ローマの廃退は皇帝の傲慢が生んだモノです。
何が言いたいか?と言うと、世のトップと言われる上流社会にいる(社長、ヒルズ族、政治家等)者達の在る様を民衆は感じ取り、言動もソレに習っていくと言う事です。
ソレに屈っする事の無い方は極僅かしかいないのが世の常なので哀しい所なのですが…
古代ローマの諷刺家ユウェリーナスの言葉
「残酷に振舞う者は、己に汚名を、犠牲者に名声を、もたらす事しか出来ない」
云われるとおりですね。全席優先席だからといって譲るのは極限られた人間であるような時世ですから、「困っている者を助ける」という意識を植えつけるための道徳席だと思わせるための効果があると思うのですが・・・・。
う~ん。。。。。。日本中の課題ですね。。。。
ご指摘のように「政界、財界のリーダーや有名人」が法律に触れなければとか解釈の違いとやらでギリギリセーフ見たいな振る舞いを見せ付けるものですから下々も狂いますよね。法律は最低限の道徳と昔習った気がします。それ以前に思いやったり、譲り合ったり助け合ったりする場面が無くなってしまいました。残念な事です。学生に通学中に乗り物で座らせない指導をする学校や市町村が出ると面白いのですが。
そんな蛮勇を奮う所は無いでしょうね。残念です
又 立ち寄りください。
乗客皆のいたわり合いと思いやりで成り立っている制度でしたから、法律に基かない私鉄のルールが無視された事は(悲しい事ですが)それが現実だった訳ですよね。適者生存というか強いもの勝ちです
難波の気質なのでしょうか、新自由主義とかの影響なのでしょうか爺にはわかりません。
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もっと個人的には阪急に粘って欲しかったのですが。これからどうなるのか、そのあたりの動向も気になります。
一車両中に4席ほど「優先席」を設けてもそれさえ若者が必要な人に譲らないような「さみしい見通しをし手居ます」 阪急の車内は何も変わらず過ぎ行くのではないでしょうか 1年後にクレームの数が減ったか増えたか発表してくれると面白いですね。
確か昨日返事を書き込んだ気がしたのですが見当たりません。 書いたつもりでしたかね。
さて若者が老人その他に席を譲らないからと言って国が如何の、金銭的に何だとかという問題でも無いのですが道徳心・公徳心の低下が粗暴犯罪の元のような気がして何とも悩ましい気がします。
この状況を元に戻すのは大変です。
他者と違う事を好まない国民性。
席を譲る事で目立ってしまうのを好まない。
こちらも大きな要因じゃないかと思うんですが。
まあ犯罪ではありませんから、若者に席譲りをさせるのは難しい事と思います。又お寄りください。