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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

アイルランドがEUに支援要請?

2010-11-22 07:58:27 | 海外
アイルランド、支援要請を近く判断=1000億ユーロとの観測も(時事通信) - goo ニュース

この春ギリシャ経済危機が起きたときマスコミにPIGSなる略語が登場した。
国外では08年頃から欧州で金融危機がおきるならPIGSつまりPはポルトガル、Iはイタリー、GはギリシャでSはスペインだろうとPIGS(豚)になぞらえて侮蔑的につかわれていたとか。

一方一部の人は:IはアイスランドとアイルランドでGは英国(Great Britain)が含まれると指摘していた。
まさにその指摘が正しくギリシャ、アイスランドそしてアイルランドと危機が顕在化した。

余りの夏の暑さと円高(と言うよりドル安)にPIGSの事なすっかり忘れていましたがつい先ごろ英国が軍事費まで大幅にカットして財政再建に乗り出した訳がようやく理解できました。

融資を受けるとすれば1000億ユーロ(約11兆2千億円)程度だそうです。
ギリシャが1100億ユーロでした。これで再建なっているのでしょうか?
公務員削減と給料のカット、年金の切下げなど厳しい要求が突きつけられていると思います。

本当は人の頭のハエの事などどうでも良いのです。 J-PIGSなんてJが頭に付く可能性だってあるのです。
累積1000兆円になんなんとする赤字国債をとめないと日本もIMF管理なんてなりかねません。
赤字国債で「子供手当て」を支給しているようでは「子供の未来を先食い」しているに過ぎません。
亀井叔父さんに代表される政治家は:日本人は1300兆円(嘗ては1500兆円と言われていた)の個人金融資産を持っているから「大丈夫!」と言いますが、これはひっくり返してみれば
「デフォルト(債務不履行--国債償還不能)」の際には国が個人のポケットに手を入れてつじつまを合わせると言っているのです、
恐ろしい事ですよ。

国会は今、補正予算でもめていて来年度予算の審議の日程はだいぶ先になりそうですね。
柳田法相の首と菅政権の国会対策から目が話せません。


時事通信:
【ブリュッセル時事】ユーロ圏財務相会合が16日開かれ、アイルランド政府は同国銀行部門の再建に向け、欧州連合(EU)に緊急融資を要請するかどうか集中的に検討することを決めた。早ければ数日内に結論を出す。ユーロ圏諸国は同国から支援要請があれば、ユーロ圏の安定のため速やかに対応することを確認した。

 アイルランド政府は金融危機の影響で経営難に陥った銀行の国有化などに乗り出し、財政が悪化している。必要となる支援規模は不明だが、融資額は1000億ユーロ(約11兆2000億円)との観測も出ている。今春のギリシャ支援は1100億ユーロだった。

 今後アイルランドは、銀行部門の再編をめぐるEU欧州委員会や欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)との協議を加速。近く詳細を固める健全化計画に、支援要請の必要性を盛り込むか決断する。
(引用終わり)

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