王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

12日 ウクライナ、バフムート周辺で一部領土奪還と発表

2023-05-14 09:14:56 | ウクライナ関連
今朝は朝からTVで「サンモニ」を見てました。
この週のレビューは「モスクワの赤の広場での軍事パレード」の映像から始まりました。確かに戦車1両が軽快に走っています。T34で往時に活躍した戦車1両のみ参加で、戦力の枯渇とその日の内に言われてましたね! 
パレードに参加したT34(ネットより)

この2日前には、ドローン2機による大統領府への攻撃、傭兵会社ワグネルの創始者プリゴジン氏の「軍部高官のせいで弾薬が足りない。補充されなければ9にはバフム―トから撤退する」との脅しか責任逃れか判らない発言が有りました。
そしてこのAFPの記事によれば、12日「ウクライナ国防次官は、数か月に及びロシア軍との激戦地となっている東部ドネツク(Donetsk)州バフムート(Bakhmut)周辺の領土の一部を奪還した」とSNSで報じたとの事です。この件は米研究機関「戦争研究所(ISW)」は12日に公表した分析で、ウクライナ軍が「バフムート近郊での局地的反撃で、ロシア軍の前線の一部を突破した可能性が高い」と公表したとの事でウクライナ軍が押し勝ったように見えます。そしてこの後ですが、ロシア西部でヘリ4機と戦闘爆撃機1機が謎の墜落、加え東部戦線で100キロ広報のロシア軍司令部が「長距離ミサイル攻撃に遭い」ロシア軍は英国供与のミサイルだと非難したと有りますから、被害が出た事は間違いないようです。
欧米側もウクライナ支援疲れが見えますから、ゼレンスキー大統領も「しかるべきタイミングで反転攻勢」を仕掛けないと政治的には必要になっています。長期戦になれば「両国民の困難が続く」事になります。

写真:ウクライナ・バフムート近郊の前線で戦車を操縦する同国兵(2023年5月7日撮影) 

AFP/BB news:
【5月12日 AFP】ウクライナ国防次官は12日、数か月に及びロシア軍との激戦地となっている東部ドネツク(Donetsk)州バフムート(Bakhmut)周辺の領土の一部を奪還したと発表した。
 ハンナ・マリャル(Ganna Malyar)国防次官はソーシャルメディアへの投稿で「敵は兵士を大量に失った。わが国の防衛軍はバフムート付近で2キロ前進した。われわれは今週、一つの拠点も失っていない」と述べた。

 一方、ロシアは11日夜、バフムート周辺の支配地を失ったという報道は「事実と異なる」とし、ウクライナ軍の前進を否定した。
 同市での地上攻撃に加わっているロシア民間軍事会社ワグネル(Wagner)は先に、弾薬不足に不満を示し、政府からさらなる支援を受けられなければ撤退すると警告していた。
 米研究機関「戦争研究所(ISW)」は12日に公表した分析で、ウクライナ軍が「バフムート近郊での局地的反撃で、ロシア軍の前線の一部を突破した可能性が高い」としている。(c)AFP
(引用終わり)

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