王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

大相撲名古屋場所 NHK生中継せず

2010-07-07 06:30:45 | スポーツ
名古屋場所、生中継せず=大相撲で初の決定―午後6時台にダイジェスト放送・NHK(時事通信) - goo ニュース

昨日6日午後4時半頃TVのドラマを時間つぶしに見ていたら白いテロップが流れ「NHKが大相撲名古屋場所をTVで中継しない」との速報を流した。
夕刻5時からのTVニュースは各局ともこの件を取上げていた。

NHKの中継中止の決定発表直前には日本相撲協会の村山理事代行がNHKを訪問。中継継続の強い要望をしていた。そのもう一つ前には文科省を尋ね名古屋場所開幕の(事実上の)お墨付きをもらったばかりだから協会幹部のショックは大きいかもしれない。

まあそれにしても保守的といわれるNHKが視聴者からの意見のうち「中継反対が68%」とは言え「生中継中止を決断したものだ」
NHKも自らの経営の改革を求められている時だから、ずるずると中継より「名古屋場所の生中継」には2の足を踏んだ結果、これ幸いと(費用対効果が悪いので)中止を決めたのかも知れない。

爺が子どもの頃、友達が「うんこ」を踏んだりするとえんがちょ鍵閉めたと言いながら両手の親指と人差し指で輪を作り鎖にした。
そうすると「汚いものやいやな事が身に及ばない」みたいな呪いだったのだろうか。
「うんこ踏んだ足が洗われて元に戻れば」えんがちょ、鍵切ったで関係が元に戻る。そんな事をして遊んだのを思い出した。
日本相撲協会は「野球賭博」というえんがちょに触れたため、NHKにも鍵閉めたされてしまった。
村山理事長代行は協会に「土俵の神様に謝れ!」とか就任第一声の訓示をしたらしい。
気持ちは判るが「系列関係無し取り組み総当り」とか「年間勝率5割以下の降格」とかプロ競技に相応しいルール作り或いはそのルールを検討する「理事選挙の透明性」なんかを静に検討する方が大切であろう。
爺は「この際うみを出す」と聞いているが「うみを出したら誰も居なくなってしまう」のでないかと疑っている。
文科省監督下の財団法人でなく日本相撲協会という民間の興業組織になって一度地獄を見て来ないと立ち直りは困難でないかと危惧する。
稽古の後は、時間つぶしに賭博をやる生活環境を変えないと数場所経つと元の木阿弥になりそう。
まだまだ続きがありそうです。


写真NHK 福地会長
時事通信:
大相撲の賭博問題で、NHKの福地茂雄会長は6日午後記者会見し、名古屋場所(11日初日、愛知県体育館)を生中継しないことを決めたと発表した。代替措置として、取組終了後の午後6時台に、総合テレビと衛星放送のBS2で幕内の取組をダイジェストで放送し、ラジオ第1では結果を伝える。NHKの大相撲中継はラジオが1928年、テレビが53年にスタートしたが、「1場所を通じ中継が取りやめとなるのは初めて。

 福地会長は会見で「(賭博問題は)大相撲の根幹にかかわる極めて重大な問題で遺憾だ。視聴者からも連日厳しい意見が寄せられており、6割以上が『中継を中止すべき』との内容」と指摘。その上で「中継を楽しみにしている視聴者も多いが、改革の具体的な道筋はまだ見えていない」と、今場所の中継を見送る判断を下した理由を説明した。

 これに先立つ同日午後、NHKを訪ねた日本相撲協会の村山弘義理事長代行ら協会幹部から、賭博問題への対応策などの説明を受けるとともに、中継継続に対する強い要望を伝えられていた。

 NHKによると、6月14日から7月5日までに視聴者から寄せられた意見は約1万2600件。このうち68%が中継に反対で、賛成は13%だったという。
(引用終わり) 


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