王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

民主党 平岡氏 秒殺 勝利

2008-04-28 06:37:11 | 政治
衆院山口2区補選、民主・平岡氏が当選確実(読売新聞) - goo ニュース

昨晩はNHKTV「篤姫」を見ようとスイッチを入れた。画面が出て物語が始まる前に画面上にテロップが流れ「平岡氏当選確実」とあった。
何とまあ1分は掛からなかったのでなかろうか。

「篤姫」が終わりその後のニュースも「平岡氏当選確実」が最初になった。
開票の模様が出て平岡氏800票、山本氏800票、開票率0.8%となっていた。これには流石に解説が付いて「投票所毎の基礎票に出口調査での回答を加味して」なーんて事のようである。
それではダブルスコアー位差があって民主党平岡氏は当選したのであろうか?

今朝選管の発表を確認してみた:
投票率 69.07% 補選の投票率としては高いそうである。爺もそう思う。
民主党 平岡氏 116348票
自民党 山本氏  94404票
であったからざっと2万2千票の差という事であった。

最終的にこの差なのに良く開票1分ほどで平岡氏勝利を予測出来たものだ。
爺はこの分析力に驚いた。

遠い山口県の選挙事情なので伝統的な保守王国という事以外は分からないから2万2千票の差が「どの程度自民党と公明党に衝撃的なのであろうか?」

今朝のTVニュースを見ていると30日に予定される「揮発油暫定税率の衆院再可決」と「野党の参院に於ける福田総理問責決議」に微妙な影響を与えると解説している。
これに「胡錦濤」が6日に来日して「日中共同声明」が「東シナ海油田開発」や「毒入り餃子」にきちんと対応した物と国民の目に映らないと衆議院の解散は早期にあるのかも知れない。
石に噛り付いても解散しない(させない)との見通しもあるそうだ。
どうなるか見ものですね。


読売新聞:
福田政権初の国政選挙となった衆院山口2区補欠選挙は27日投開票され、民主党前衆院議員・平岡秀夫氏(54)(社民推薦)が4回目の当選を確実にした。

 自民党新人の前内閣官房地域活性化統合事務局長・山本繁太郎氏(59)(公明推薦)との一騎打ちとなり、後期高齢者医療制度(長寿医療制度)やガソリン税の暫定税率など国政の重要課題を争点に、自民、民主両党が総力戦を展開した。

 民主党は後期高齢者医療制度、暫定税率、年金記録漏れ問題の3点セットで政府・与党を批判した。小沢代表、菅代表代行、鳩山幹事長がそろって選挙区に入るなど、連日、党幹部を投入した。社民党の福島党首や国民新党の亀井幹事長、新党日本の田中代表らも選挙区を訪れ支持を呼びかけた。

 一方、自民党は徹底した組織戦を展開。古賀選挙対策委員長ら幹部が次々と選挙区入りし、企業や団体回りを重ねた。安倍前首相(衆院山口4区)や麻生太郎・前幹事長ら著名な国会議員も弁士を務めて無党派層への浸透を図った。公明党も太田代表らが何度も現地入りし、支持組織の創価学会も山本氏を支持した。

 しかし、告示日の15日に年金からの天引きが始まった後期高齢者医療制度に対する有権者の反発は強く、従来の自民党支持層である高齢者らの離反を招いた。

 平岡氏の当選を受け、政権との対決姿勢を強める民主党の勢いが増す一方、福田首相の求心力低下は避けられない見通しで、今後の国政に影響を及ぼしそうだ。

 補選は自民党衆院議員だった福田良彦・岩国市長が市長選立候補のため、1月に辞職したことに伴って行われた。(引用終わり)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする