王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

パリ 五輪聖火リレー 妨害続出

2008-04-08 08:34:45 | 中国関連
五輪聖火、一時消える=妨害続発でリレー打ち切り-パリ(時事通信) - goo ニュース

昨日夜TVの報道ステーションを点けると「五輪聖火リレー」がパリ市内を走り出す様で、現地には若いスタッフが配置されパリ-東京 二元放送の様子でした。
パリは良いお天気に見えましたよ。

残念ながら番組冒頭の部分ではカメラの前を聖火リレーが通過する展開にはならなかったのでしょう。
(今朝気づいたのですが、反対でスタートが遅れたようです。)
そのせいか前日ロンドンで行なわれた「五輪聖火リレー」のチベット人権抑圧に抗議のデモと抗議行動の様子を映し出していました。

英国、ロンドン、警官と繋ぐと「スマイル」とか「礼儀正しい」とか思いますが、抗議行動に出る人達に対する「警護の警官達の対応の手荒さ」にびっくりしました。

爺の感覚では抗議の連中が「刃物か拳銃」でも所持している積りで身柄を確保しているように見えました。
今朝はパリの抗議行動の一部を見ましたがこれもパリの警官は手荒いですね。

パリでは軍隊の分列行進のように見える警備の中にリレー走者が守られている様に見えました。

英仏では首長から「治安維持の命令がでれば」あの程度の警護をするのは当たり前の事なのでしょうかね?
それとも英中とか仏中との国際関係を考慮して特別厳重に警備の命令が出ていた結果なのですかね?
爺には判りません。もし日本の長野で警察があのような警備をしたらどんな反応が起きるでしょうか? 多分過剰警備と非難が起きるのでないかと思った次第。 でも聖火走者に怪我でもあればあったで警備側は責任を問われるでしょうからハード(厳重)警備に徹した方が無難とは言えそうです。

パリでのリレーは中断されバスでの移動となったとか。
安全確保のためにはその方が賢明と思います。
この流れを見ているとスポーツと政治の分離は「建前」に過ぎず「政治的行為」そのものに見えます。
この後「五輪聖火」はサンフランシスコに移動し26日には長野をリレーするとか。
どの様にリレー方式がなりますかね。
しばらく注目ですね。


時事通信:
【パリ7日時事】北京五輪の聖火リレーが7日午後、パリで行われた。仏当局は警察官3000人を動員するなど厳戒態勢を敷いたが、中国を批判するチベット人側の支援者による妨害が続発したため、聖火を何度もバスに移し、その際に一時、火が消された。五輪の聖火リレーで聖火が消されるのは異例。当局は妨害が激しいため、リレーを途中で打ち切った。

 騒ぎは出発点のエッフェル塔を聖火が出た直後から発生。チベット旗を掲げた男2人がリレーコースに座り込んで捕まり、数分後にロープを越えて聖火に近寄ろうとしたジャーナリスト団体「国境なき記者団」の活動家2人も拘束された。

 警察の聴取を受けた活動家は計8人、拘束された人も少なくとも5人に上った。聖火はエッフェル塔から200メートルの地点で早くもバスに「避難」する異例の事態となった。

 パリ市内のコースは当初28キロで、計80人がリレーし、凱旋(がいせん)門、シャンゼリゼ通り、コンコルド広場、パリ市庁舎などを通過して同日午後5時(日本時間8日午前零時)に市南部のシャルレティ競技場に到着する予定だった。

 しかし、出発から十数キロの国民議会(下院)の地点でリレーを打ち切り、聖火はバスに移され、予定より30分遅れて最終目的地に到着した。聖火はこの後、サンフランシスコに向かう。(引用終わり)
コメント (2)
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