豚肉・自動車で攻防続く=TPP大筋合意見えず―日米、異例の閣僚協議延長(時事通信) - goo ニュース
昨日24日午後日米共同声明が有るかと思いましたがTPPについて未明の大臣級交渉も大筋合意に至らず日米間では異例と(浜爺には思える)共同会見と言うワンランク下の両国間の意思表明となりました。
まあ大抵は日本側の泣き寝入りに終わるのが両国間の協議なる結果でしたが、今回は(良かれ悪しかれ)米国大統領が来ているのにTPP妥結との手土産を持たせないのですから大したものです。
その上米国は尖閣諸島は日米安保の適用の対象と米大統領が言葉にしました。
もっともその後の記者による質問の中で米国記者の質問に対し「尖閣は日本の領土とは明言せず」「日本の施政権の及んでいる範囲に力による現状変更を認めない」と答えつつ中国に配慮をにじましていました。
これもシナリオに沿った演出なのか? 想定外の出来事なのか? どうなのでしょう? 今日は午前中に韓国に向けて出発です。大筋合意で共同声明がでれば何とか恰好が点くのですが?
共同声明を振って売り込みたい米国の豚肉も米国でも豚の病気が蔓延していて大量死や大量処分をしているようです。皮肉と言えば皮肉ですよね。
もう一晩待ってみましょう。
写真:会見(共同撮影)
時事通信:
環太平洋連携協定(TPP)交渉をめぐる日米の2国間協議は24日、安倍晋三首相とオバマ米大統領による首脳会談で大筋合意に至らず、異例の延長協議に突入した。両首脳は、閣僚協議を継続して豚肉関税や自動車貿易問題など残る懸案の解決を図るよう指示。これを受け、甘利明TPP担当相とフロマン米通商代表部(USTR)代表が同日午後に約2時間再び協議したが、隔たりは埋めきれず、大筋合意が見えていない。
日米両政府は、TPPをめぐる閣僚協議の成果を反映させるために、首脳会談後に予定していた共同声明の発表を保留。24日夜の時点で、共同声明がいつ発表されるか見通しは立っていない。
甘利担当相は24日夕、フロマン氏との協議後に記者団の取材に応じ、「前進はあったが、まだ課題が残されている。かなり大どころが残っている」と主要論点での対立が続いているとの認識を表明。日米協議の着地点の見通しについては「なかなか難しい」と語った。
日米両政府は24日夜も実務者レベルで調整を続け、改めて閣僚協議を行うか判断する。
日米協議では、コメや牛肉・豚肉など重要農産物5項目を「聖域」と位置付けて関税の維持を目指す日本と、関税の原則撤廃を主張する米国が対立。甘利、フロマン両氏は首脳会談に先立ち、23日午後から24日未明にかけて断続的に協議を重ねたが、豚肉や自動車貿易などでの隔たりを解消できなかった。
豚肉をめぐっては米国が、安価な外国産豚肉の流入を抑える日本の「差額関税制度」の事実上の廃止を要求し、制度維持を目指す日本と対立。自動車問題では米国が、日本に輸出する米国車について一定数量まで米国の安全・環境基準の適用を受け入れるよう求めている。
(引用終わり)
昨日24日午後日米共同声明が有るかと思いましたがTPPについて未明の大臣級交渉も大筋合意に至らず日米間では異例と(浜爺には思える)共同会見と言うワンランク下の両国間の意思表明となりました。
まあ大抵は日本側の泣き寝入りに終わるのが両国間の協議なる結果でしたが、今回は(良かれ悪しかれ)米国大統領が来ているのにTPP妥結との手土産を持たせないのですから大したものです。
その上米国は尖閣諸島は日米安保の適用の対象と米大統領が言葉にしました。
もっともその後の記者による質問の中で米国記者の質問に対し「尖閣は日本の領土とは明言せず」「日本の施政権の及んでいる範囲に力による現状変更を認めない」と答えつつ中国に配慮をにじましていました。
これもシナリオに沿った演出なのか? 想定外の出来事なのか? どうなのでしょう? 今日は午前中に韓国に向けて出発です。大筋合意で共同声明がでれば何とか恰好が点くのですが?
共同声明を振って売り込みたい米国の豚肉も米国でも豚の病気が蔓延していて大量死や大量処分をしているようです。皮肉と言えば皮肉ですよね。
もう一晩待ってみましょう。
写真:会見(共同撮影)
時事通信:
環太平洋連携協定(TPP)交渉をめぐる日米の2国間協議は24日、安倍晋三首相とオバマ米大統領による首脳会談で大筋合意に至らず、異例の延長協議に突入した。両首脳は、閣僚協議を継続して豚肉関税や自動車貿易問題など残る懸案の解決を図るよう指示。これを受け、甘利明TPP担当相とフロマン米通商代表部(USTR)代表が同日午後に約2時間再び協議したが、隔たりは埋めきれず、大筋合意が見えていない。
日米両政府は、TPPをめぐる閣僚協議の成果を反映させるために、首脳会談後に予定していた共同声明の発表を保留。24日夜の時点で、共同声明がいつ発表されるか見通しは立っていない。
甘利担当相は24日夕、フロマン氏との協議後に記者団の取材に応じ、「前進はあったが、まだ課題が残されている。かなり大どころが残っている」と主要論点での対立が続いているとの認識を表明。日米協議の着地点の見通しについては「なかなか難しい」と語った。
日米両政府は24日夜も実務者レベルで調整を続け、改めて閣僚協議を行うか判断する。
日米協議では、コメや牛肉・豚肉など重要農産物5項目を「聖域」と位置付けて関税の維持を目指す日本と、関税の原則撤廃を主張する米国が対立。甘利、フロマン両氏は首脳会談に先立ち、23日午後から24日未明にかけて断続的に協議を重ねたが、豚肉や自動車貿易などでの隔たりを解消できなかった。
豚肉をめぐっては米国が、安価な外国産豚肉の流入を抑える日本の「差額関税制度」の事実上の廃止を要求し、制度維持を目指す日本と対立。自動車問題では米国が、日本に輸出する米国車について一定数量まで米国の安全・環境基準の適用を受け入れるよう求めている。
(引用終わり)