毎日、毎日、寒いな
雪もそんなに降らなかったし
まっ!雪が降ろうが降るまいが
仕事が暇なのに変わりがないが
明日は節分で‘運気が変わる節目,なんだそうだ
まあ、運が良い事に越した事は無いけど
今の自分にとっての幸運とは
恵方巻ってのも昔は知らなかった
そもそもあれって大阪の船場のぼんぼんがお座敷遊びの余興でしたのが始まりとか?
船場と言えば昔、田舎のおばあちゃんの洋服の仕入れによく付いて行った
問屋の店先でおばあちゃんが腰巻から札束を出して店の大将に現金で払う
その光景を見ても誰も笑わない
あの時代はたぶん船場にもまだ勢いがあったんだろな
帰りにきつねうどんを食べて
おばあちゃんは両手と背中に商品の風呂敷包みを背負った
「おばあちゃん、チッキ(小包)でおくったらええやん」
と言うと
「あほぬかせ!チッキで送ったらお金がかかる。
それにな、風呂敷3つも背負たら必ずだれか持ってくれるねん」
それが証拠に
「おばはん、地下鉄まで持ちまっさ」
・・と誰かしら荷物を持ってくれた
「持ってくれるやろう、頭下げるんはタダや」
こうやって祖母は町でただ一軒の洋品店をやっていた
その孫には何の商才も無かった