大学受験もそろそろ終盤戦だろうか
昔々受験勉強もロクすっぽやらずに大学を受けまくって
それでもって落ちまくった
大学に行って何かしたいわけでなく兎に角まだ社会に出て働きたくなかった
動機がそれだから落ちるのは当たり前だ
10代最後のその年、3月4月はいったい何をしていたのかさっぱり記憶が無くて
新緑の5月、土色の作業着に安全靴、それにヘルメットを被って御堂筋の工事現場に立っていた。
ひょろひょろと背が高く、青白い顔で工事現場にまったく似つかわしくない若者がそこにいた
「わりゃ何べん言うたら分かるんや、こっちがあ~せえ、こ~せえ、言う前に動くんじゃ、あほんだら」
背が低くって小指の先がちょっと短い、先輩土方の斉藤さんに怒鳴られた
その頃創刊されたばかりのアルバイトニュースに載っていた一番時給の高いバイト先がここで‘簡単な軽作業,の売り文句に釣られた
新入の大学生がそろそろ大学に慣れて来てサークルか何かでかわいい女友達の一人や二人出来た頃、僕は海千山千のおっさんばかりの現場で新入り土方をしていた
「昨日な、フィーバー当てて家までタクシーでいんだんや」
「阪神負けたさかい、えらい大損や」
現場の話題はパチンコか野球賭博、
それでも毎日、喫茶店のモーニングを仕事前に先輩土方に奢って貰って
昼の飯屋のショーケースからおかずを選ぶシステムとか
知らない世界を覚えて楽しい事もあった
しかし僕があまりにも‘役立たず,だったんで監督はとうとう全く僕を無視するようになった
学生ばかりが住むアパートから、土木作業員として毎日現場に向かった
また坂東眞砂子を読み終えた
これほど長編なのにワクワク感は半端ない
舞台は北条氏の鎌倉、
三浦一族の滅亡
読めない漢字がいっぱいあった
日曜日は浅草に・・
デジカメが壊れたので一眼レフかまた普通のデジカメにするか思案中
初めて芸人さんの集う浅草の老舗店を尋ねましたが
満員だったのとプロ?の浅草人らしき人ばかりだったので
あわてて出てきちゃいました