今朝はいつもの八幡宮に・・・
(良い事がありますように・・)
昼飯を食べに行った先の近くの神社にも・・
(思っても見なかった幸運が訪れますように・・)
カレンダーを見たら今日は‘大安,やんか!
おおっ!そう言えば
先月の大安の日にハロウィン宝くじを買ってあったのを思い出した
あわてて宝くじ売り場で当選番号を調べて貰おうと飛んで行ったら
僕の前に一人のおっさんが当選番号を調べて貰っていた
買った枚数と当選金が画面に表示されるようになっていて
後ろに並んでる人間にも見えてしまう
前のおっさんは90枚買って当選金が900円だ
(割に合わんのぅ~~)
しかしどう言う訳かわしは当たる気満々だ
なんせ神社2か所も今日は拝んだし
買った日も大安なら今日も大安だ
(しかし困った事に当選金の金額が後ろに並んだ連中に見られてしまう事だ)
(こまったのぅ~)
思いながらくじを差し出したんだけど・・
何の事は無い
わしも10枚買って当選金が300円じゃ!
やっぱ額に汗して働かないと金は入って来んのぅ~~
図書館に頼んで取り寄せて貰った
無着成恭さんが山形の中学校に赴任している時
教え子に書かせた詩や作文をもとに作った本だ
話は1950年頃、今から70年程昔の中学2年生の日常生活や家庭、家族の話しが綴られている
生徒達はご存命であれば80歳代半ばになられる
まだ終戦後と呼ばれる時代で父親の戦死や闇物資といった内容も含まれる
文章を読んでそれにしても純粋無垢と言うか素直と言うか
繕ったり卑下したりそう言った事が全く感じられない
貧困・・・貧困・・ひたすら銭・銭
過酷な労働に病魔
家族の死
兄弟の離散
自然
まあこの当時は全国的に世の中は貧困だったんだろうけど
それにしても銭が無い事には・・
ごはんが食べられない
修学旅行に行かれない
学校にだって通えない
これでも・・かっ!てなぐらい皆貧乏なんだ
ちょうど2~3日前に同じ山形県の娘さんが
温泉宿に女郎に売られた話を別の小説で呼んだんだが
その娘さんが女郎に売られた年が昭和9年で
このやまびこ学校の中学2年生達が生まれた頃なんだけど
その年は東北一帯がすごい飢饉でその年に生まれた子供は前後の年で一番少ない
まあ昭和も25年となると人身売買はほぼ無かったんだろうけど
それにしても貧困ありありだ
第一話で江口君の書いた作文の出だしが・・
「僕の家は貧乏で、山元村の中でも一番貧乏です。」
石井君の作文の出だしが・・
「私はまいにち学校にもゆかず、すみ山にゆきました」
・・・
わしも仕事辞めて炭焼きでもするか・・