ほんまに今日も今日とて客入りが悪いね・・・
民話・・
四国の我が故郷はやはりお大師さん絡みの民話が多い
昔々お大師さんが修行中に芋を取り入れしているお百姓を見かけて
「腹が減っているからその芋を一つくれ」ってお百姓に言ったら
「乞食にはやらん」って言われて芋をくれなかったそうだ
それ以来そこの土地の芋は食え無い芋ばかり取れるようになったんだと
また、お大師さんが鯖を馬の背に積んだ馬子を見つけて・・
「うまそうな鯖だな一尾くれ」って言ったんだけれど
「生ものだから坊主にはやらん」って言われてやはりくれなかった
そうしたところ馬子は腹を下したんだ
それ以来この土地では願掛けには鯖断ちをするんだと
(鯖好きのわしにはとても無理だな)
お大師さん絡みの民話は食い物の話が多いな
それほど貧しい者には施しをしろと言う戒めだ
うちの田舎の駅の傍に‘かめとり川,と言う亀がいっぱいいる川があって
夕方その川沿いで子供たちが遊んでいるといつの間にか子供が一人増えている
どこの子か知らないがいつの間にやら皆に混ざって遊んでいるんだ
遊び疲れた子供たちが家に帰る頃その子もすっといなくなる
その川沿いの道には古いお地蔵さんが二体並んで立っていて
大きなお地蔵さんに小さなお地蔵さん
たぶんお遍路の途中に飢えて死んだ親子のお地蔵さんだと言われていた
増えた子供は小さなお地蔵さんだったのかも知れない
この話はわしが作ったんだけど
(お前が作ったんかい!)
雨上がりの朝我が家の遅咲きの紫陽花も蕾をから花を咲かせようとしています。
隣のパセリも花を咲かせようとしています。
朝の散歩コースも紫陽花があちこちに咲いています。
弁天様の傍に民話の里が出来ていました。・・・
こちらに越して来て40年ほどになりますがこの辺に民話なんてあったっけ
あったあった
昔々この土地にいたお姫様が‘とげ,のあるみかんの木の枝に目を突かれて目を怪我してから
ここら辺りの土地では‘とげ,のあるみかんの木は植えてはならないと言う言い伝えがあるんだ・・
なんじゃそりゃ!