民話の里の看板にキツネのロゴが付いてかわゆくなりました。
民話と言ったらキツネが良く登場します狐と言ったら新実南吉ですね
ゴンギツネに手袋を買いには不朽の名作です
キツネの次に民話に良く登場するのはタヌキです。
カチカチ山のタヌキに例えられるようにタヌキは少し狡すっからい役で出てきます。
30年も前になりますが前に住んでいた家には初夏から秋にかけてタヌキが庭に来ました
家族で来ていましたがいつも近くに来るのは子タヌキのぽん太だけで他の家族は遠くから餌をねだりました
あまり人に馴らさないように気を付けていました。
そうしたところタヌキの家族は1~2年の間うちの庭に来なくなりました。
そうしたらある夏の日の夕暮れに突然ぽん太は一匹だけで庭に現れたんです
やせ衰えて体の毛がほとんど禿げ上がっていました
見るとぽん太の首に首輪が付けられていたんです。
誰かに捕まえられて飼われていたんですね
汚くなって飼えなくなった飼い主が捨てたんです
その頃、北海道のキタキツネにエキノコックスと言う伝染病が広がり問題になっていました。
うちも子供たちがまだ小さくて庭で遊んでいた時期だったので
ぽん太に餌はやりませんでした
そして、ぽん太は来なくなりました
今、野生のアライグマが繁殖して問題になっています
昔、アニメのアライグマ、ラスカルが人気になって家で飼いたくなった人が出て来て
実際に飼ったんですね
それが現在こんなに日本にラスカルが増えるとは漫画家さんも思いもつかなかっただろう
野生の生き物は飼っちゃいけないね