HIROZOU

おっさんの夜明け

特攻隊

2024-07-02 16:38:49 | 

     

先の戦争、陸海軍の航空機による戦記、特に特攻攻撃で戦死された航空兵の死の軌跡を綴った本

大戦後半の守勢にさらされ特攻攻撃止む無しの風潮が産んだ悲劇の話

アメリカが物量で日本を駆逐し日本は一部の将官がやたら精神論を鼓舞し大戦を長引かせた

そんな中で自分達はただ上官の命令に従って死に殉じようとする若者達

大戦も後半になって明らかに負け戦が見えてくると従順な若者達にも少なからず疑問は芽生えてくる

しかし彼らはおくびにも出さず国に殉じる覚悟なんだけれど

特攻攻撃に出て天候不良、機体不調、目標未確認で引き返す特攻機も増えてくる

もう戦争末期になると練習機から複葉機、水上機まで飛べれば何でも爆弾を積んで死地に赴かせる

この本にも出てくる白菊特攻隊の特攻機白菊なんて爆弾を積むと時速180キロ程度しか出ないと言う

特攻機を迎え撃つその頃のアメリカ戦闘機はもう700キロ近い速度を出せた

その棺桶の様な飛行機を特攻を指揮した将官達の中には敵の軍艦より遅いと笑った人もいたそうだ

そんな特攻機に乗り込むのは酸いも甘いも知らない20歳前後の若者だ

彼らを死地に送り込む上官達は必ずこう言って送り出した

「お前達だけ行かせない俺も必ず後から行く」

終戦時、責任を取って自死した将官は一人二人

将官の中には自分一人腹を切って死ねば済むのに

終戦の詔書が出ているのにかかわらず特攻隊を率いて特攻した人物までいる

道連れにされたほとんどの特攻隊員の内心は行きたく無かったろう

偽りの精神論が幅を利かせて無垢な人間を死に追いやったんだ

生きて虜囚の辱めを受けずの戦陣訓をやたら兵士に吹聴し死ななくても済んだ大勢の人を死なせた

陸軍大将は自決する態度は見せたけれど腹を切るのは痛いからピストルを使った

それもホントに死ぬのは躊躇した

頭を狙えば確実に死ぬからと胸を狙ってちょっと的を外した

念願通り彼は生き残った結局絞首刑になるんだけれど

今も昔も景気のいい話をする奴は信用しちゃダメだね

話は違うけれど特攻隊で生き残った偶然の話は幾つかあるけれど

特攻出撃の数分前にアメリカ軍機に基地を空襲され自分の搭乗機が破壊されて出撃出来なかった人がいる

もちろん隊員の態度は・・

「あの野郎!」だけれど

裏では便所の窓から敵のアメリカ軍機に感謝したと思うよ

絶対に

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閑古鳥鳴く

2024-07-02 08:42:17 | どうでもいい話

         

朝、目が覚めるなり・・体がだるい

体がクーラーに慣れていないせいか

それでもどうにか起きて5000歩のウォーキングとてもいつもの10000歩はこなせない

自宅に帰る途中に職場によって開院の準備、掃除、職場周りの道路の掃除

家に帰って庭の雑草取り、私道の草刈り、自宅のゴミ掃除、朝ごはん

此処まででもうくたくた

汗びっしょり

職場に戻ってシャワーを浴びて

さっ!始業時間

それから寝るんですわ

仕事中が一番ラクしてるんです。

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