せっかくの連休だと言うのに・・雨が降っとる
図書館の新刊本コーナーから借りて来た・・僕が読者第一号だ
この本400ページ以上あって定価が4000円
自分の金だと絶対買わない
ヒットラーが政権を取っていたナチスドイツでは1938年~9年頃からユダヤ人迫害が始まる
民族浄化が叫ばれユダヤ人は迫害を通り越してナチス占領地からの絶滅させる政策に変わる
ここにアウシュビッツなどの強制収容所が生まれる所以だ
子供から年寄りまでユダヤ人と言うだけで理不尽な強制収容が行われるんだけれども
そんな中でも一部のユダヤ人がナチスの迫害を逃れて自由の国アメリカに移民するんだ
一部の人・・・どんな人?
やはり第一にお金持ち
(これはもう当たり前やんか!)
次はアメリカにお金持ちの知り合いがいる事
(また金やんか!)
運のいい人
(あくまでアメリカにお金持ちの身元引受人がいる事)
(結局金かい!)
その頃のアメリカにも移民に対しての言い分がある
あくまで移民者に対して決してアメリカ人の税金で彼らの生活を面倒見ないと言う事だ
移民者に対して自分の資金で生活を貫徹しろと言う事だね
どこかの国のように来たら生活保護を受けられると言う事は絶対に無いんだ
第二次世界大戦が本格的になりアメリカに移民してきたユダヤ人の中にも兵役年齢に達する若者もいて
彼らは軍隊の入隊を希望する
しかし彼らはアメリカの国籍も持って無くて尚且つドイツ生まれだとスパイとの区別もつかない
彼らにしたらドイツ占領地に残してきた家族の心配やユダヤ人としての誇り
ナチス撲滅を願ってなんとか軍隊に入隊するんだけれど
彼らに与えられた仕事は医療や兵站と言ったあくまで後方勤務で前線に出る機会は無い
しかし徐々に彼らの外国語能力が戦場で求められて前線で捕らえられた捕虜の尋問に活かされる事になる
ユダヤ人と言うのは元来、知能指数も高くて彼らの行動は戦場で評価も高くなる
この本は彼らの勇敢さやユダヤ人としての理不尽な扱われ方
戦争末期からドイツ降伏後の強制収容所の惨状、家族の消息、などが綴られている
ユダヤ人て何故にこれ程にも嫌われたんだろう
今、イスラエルのガザでの行為なんかマスコミはパレスチナ寄りだけれど
人質とってる方が文句垂れるなんてありえんやろ!