「JR北海道の信頼回復と再生を目指す11.17集会」を開催~「JR北海道再生プラン」を提起(JR北海道労働組合)
JR北海道再生プランの概要
第三者機関の設立、中途採用の拡大 JR北労組が独自再生計画(北海道新聞)
JR北海道での一連の事故から4ヶ月を経て、ようやく労働組合が動き出した。
11月16日に札幌で開催された「JR問題を考える学者・弁護士の会」主催のシンポジウムで工藤義明・国労北海道地本書記長が「安全問題は労使の枠を超えた取り組みが必要。会社に提言を続けたい」と発言した(サムネイル写真の記事参照)。JR北海道労組(JR連合系、少数派組合)も11月17日に「JR北海道の信頼回復と再生を目指す11.17集会」を札幌市内で開催、「安全が全てに優先される企業風土の確立」「技術継承を重視した人材育成・人事運用」「安全確立と風土改革の取り組みを検証する第三者機関の設立」等を求める8項目からなる「JR北海道再生プラン」を公表した。
JR北海道労組は旧鉄労、鉄産労(国鉄分割民営化時の国労脱退組)で構成された経緯もあり、提言内容が若干、内向きの印象を受ける。公共交通の維持、経営形態の変更などに踏み込まない弱点も見られるものの、現場からの提言であり、当ブログと安全問題研究会は、今後の推移を見守るとともに、今後、各労組との連携を模索していきたいと考えている。
JR北海道再生プランの概要
第三者機関の設立、中途採用の拡大 JR北労組が独自再生計画(北海道新聞)
JR北海道での一連の事故から4ヶ月を経て、ようやく労働組合が動き出した。
11月16日に札幌で開催された「JR問題を考える学者・弁護士の会」主催のシンポジウムで工藤義明・国労北海道地本書記長が「安全問題は労使の枠を超えた取り組みが必要。会社に提言を続けたい」と発言した(サムネイル写真の記事参照)。JR北海道労組(JR連合系、少数派組合)も11月17日に「JR北海道の信頼回復と再生を目指す11.17集会」を札幌市内で開催、「安全が全てに優先される企業風土の確立」「技術継承を重視した人材育成・人事運用」「安全確立と風土改革の取り組みを検証する第三者機関の設立」等を求める8項目からなる「JR北海道再生プラン」を公表した。
JR北海道労組は旧鉄労、鉄産労(国鉄分割民営化時の国労脱退組)で構成された経緯もあり、提言内容が若干、内向きの印象を受ける。公共交通の維持、経営形態の変更などに踏み込まない弱点も見られるものの、現場からの提言であり、当ブログと安全問題研究会は、今後の推移を見守るとともに、今後、各労組との連携を模索していきたいと考えている。