ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

新進気鋭の塩ラーメン、西中島「鱗」。

2015-06-11 21:59:47 | うまいもん
私は、ラーメンの新店にはあまり行かない。好きな店が常にいくつかあって、それらをローテーションしている。従って新店を開拓するのは、よほどのキッカケがあっての事だ。
しかし先日、土曜日の日中にブラマヨのTVを観ていたらどうにもウマそうな塩ラーメンを取り上げていたので、ついに行ってしまった。
大阪・西中島の「鱗」である。

鍋の話題の時に書いた記憶があるのだが、醤油や味噌と違って塩のツユの場合は具材の味が引き立つ。ちゃんこやラーメンなど、塩がウマい店というのはそれだけゴマカシが効かない勝負をしているという事になるのだろう。
去年暮れにオープンしたばかりで、白を基調とした店内は気後れしそうなほどにピカピカだ。

早速、話題の塩ラーメン750円をいただく。

背脂が、まさしく魚のウロコのようである。鰹節のように見えるのは、鶏節なのだそうな。

箸で、麺を上げてみる。

何と驚きの、中太平麺である。塩ラーメンの場合はスープがあっさりしているので、よく絡む中細麺のイメージがあるのだがこの太さはどうだろう。この太さでも充分絡むほどにスープがウマいんですよ、という自信の表れか。

いただいてみる。
確かに、ものすごいコクだ。ウマい。奥深い。魚介・背脂・鶏節が三位一体となったハーモニーだ。
ただ、ちょっと塩はキツめだ。

そして麺の食感も素晴らしく、逆にこれだけ旨みの濃いスープなら麺もこれぐらい主張して当然だ。
ランチは、プラス200円でミニ炒飯が付く。

この炒飯がまた素晴らしい。スープの塩味を計算し、極限まで塩を控えている。このスープには、これぐらいの控えめな炒飯でなければいけない。
50代以上の、何でもかんでもウスターソースをかけるオッチャンならウスターをいってしまうかもしれないが(笑)…

記憶に残るほどに、力強い塩ラーメンであった。
ご興味がおありの方は是非!