ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

私の、歴代のクルマたちの話。

2015-06-18 22:53:56 | クルマ
クルマの話は滅多にしない私だが、運転は大好きだ。ただ、生まれつき質実剛健な人間なので(笑)身分不相応なクルマを所有する事に興味がないだけだ。

私が免許を取ったのは1986(昭和61)年、大学1回生の時だ。実家がうどん屋だったため、
「出前を手伝うのなら、免許を取らせてやる」
と父に言われて教習所に通ったのを覚えている。

最初に乗ったのが、トヨタの「コルサ」であった。

私が免許を取った事によって我が家の免許人口が3人になったため、出前用の軽自動車以外に何か買おうという事になった。
当時父がトヨタのディーラーに、
「毎月2万5千円のローンで、3年で終わるクルマはないか?」
とムチャぶりをしたところ即答で持ってきたのがコレである。
1.3リットルの3ドアハッチバックで、色も赤。安いクルマには違いないのだが、それでもクルマを持てない下宿生らにとっては我々クルマに乗れる自宅生というのは羨ましかったようだ。
家庭教師のバイトの往復や、サークルの連中の送迎などによく頑張ってくれた。ただ、サスペンンションは情けなかったが…

就職した1990(平成2)年の冬、このクルマのフォルムに一瞬でやられてしまい、コルサを売り飛ばして買ったのがコレ。

同じトヨタの「ターセル」4ドア。但し1.5リットルでDOHCエンジンと、少しグレードアップしている(笑)。
ガタイのデカい私だが、クルマは燃費が良くてキビキビ走るのが好きだった。見た目よりも広い室内で、コイツと共に初めて信州にひとり旅も行ったし妻の実家の今治への往復にも頑張ってくれた。
買ったのは鯖のようなブルーメタリックで、それこそミズスマシのようにキビキビ走ってくれたため我が家では「鯖スマシ」と呼んでいた(笑)。

しかし子どもが生まれ、さすがに手狭になった1997(平成9)年に買ったのがこのタイプ。

スバル・レガシイツーリングワゴン。但し1年半落ちの中古である。
スバルの水平対向エンジンの回りは素晴らしく、長いホイールベースがもたらす広い室内と相まって本当にいいクルマだなと思った。まだ子どもらが小さく、我々の都合でいつでも出かけられたいわゆる「子育てのゴールデンタイム」を共にしたクルマである。
助手席の下にはMD6枚のチェンジャーを付け、まだ小さかった娘のためにNHK「おかあさんといっしょ」の曲を入れていたのを思い出す。

そんな愛車・レガシイも、2005年夏ついにエアコンが壊れてしまった。修理見積もりは10万円オーバー、しかも走行距離は13万kmにもなろうとしていた。
翌2006年春、ついにレガシイを手放す決心をして買ったのが現在も愛用している日産セレナである。

コレはもう、本当に文句のつけようがない。広いし何でも積めるし、コックピットが高いので見通しもいいし、それでいて5ナンバーサイズなのだ。
ただ、コイツももうすぐ12万km。数年以内に、買い替えの時期が来るのだろうか…?