ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

「焼売太樓」の「胡麻そば」に、四半世紀を超えて逢う。

2015-06-22 20:57:29 | うまいもん
麻雀の話をしていて、ふと社会に出てすぐの頃を思い出した。
入社当時、何度か麻雀に連れていってくれた先輩がいる。もう随分昔に卒業され、今どこでどうされているか知らないのだがその先輩がある時雀荘に出前で取っていたメニュウを思い出した。
それは一面にすり胡麻が載っていたラーメンなのだが、どこの店の何というラーメンか分からなかった。
随分経って、それが「焼売太樓」の「胡麻そば」だと知ったものである。しかし、知ったところでそれを食べる機会というのは、なかなか訪れない。

たまたま通りかかった「焼売太樓」。但し当時の雀荘近くの店ではなく、ホワイティ梅田である。

確かにその「胡麻そば」は、今も存在した。

ただ、胡麻そばはランチのセットメニュウにはなっておらず単品扱いで、独自の威光を放っていた。

四半世紀の時を超えて、胡麻そばとの再会。

そうそう、確かにこんなんだった。
スープはあんかけになっているので、そのままかき回してみる。

食べてみる。
薄味だがしっかりコクがあり、実にウマい。そして胡麻に隠れて見えないが、意外に多くの豚肉とモヤシが潜んでいる。
しかもあんかけになっているので、食べ応えがある。さすがにコレは、名物だけの事はある。

あの先輩と出会った時の先輩の年齢を、私は超えてしまった。
新人の私は、あの先輩を超えてやろうと思い続けていたのだが…

残念ながら私は、何者にもなれていないのですよ(泣)…