ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

台風19号に、最大限の警戒を!

2019-10-12 20:00:00 | 思うこと


今日は不謹慎な、ふざけた事は書かない。
過去最大級と云われる台風19号が日本列島を直撃、既に大きな影響が出ている。
特に関東は、先日千葉県に大規模停電をもたらした15号に続く直撃となり、お見舞いの言葉もない。

関西に住む我々は、去年の台風21号の恐怖に震えた。
生まれて初めて味わう本当の台風の怖さを思い知った、と口にする人は非常に多い。
関空連絡橋に係留中のタンカーが衝突し、復旧に半年以上を要したのは記憶に新しい。
6月の大阪北部地震しかり、今なお屋根がブルーシートのままの家屋は数多くある。

ラグビーワールドカップの試合も中止になり、引き分けとなったチームもある事について異論を唱える人もいるが、この状況で試合をやる事がどれだけ危険か、今まさに特別警報が発令されている中で待機させられている選手ならわかってもらえるだろう。
台風の正確な進路予測は、数日前にならないとわからない。試合の実施可否を判断し、かりに首都圏で中止し九州で振替とするとすれば、スタジアムや交通機関・宿の確保、そして何よりチケットを持っている何万人もの客の対応など出来るわけがない。
そのスタジアムで順延するとなると、大会全体の日程が狂い各国チームの滞在延期などになれば、それこそ現実味がない。

「中止の場合は引き分けとする」
という条件で各チームは大会規約にサインをしているので、そのチームの意志を尊重すべきである。
スポーツや音楽を楽しむのは、平和な状況である事が大前提だ。生命を守らねばならなくほどの厳しい状況では、とても楽しめたものではない。
人間は、自然の前にはとにかく無力なものである。

これだけ備えているというのに、明日にかけてどれだけの被害が出てしまうのかまだまだ予断を許さないが、とにかくOne For All, All For Oneの精神で助け合いたいものである…