ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

「珉珉 桜橋店」のコスパのダウンぶりが、気になる…

2019-10-28 20:00:00 | うまいもん
大昔、この近辺で仕事をしていたのでよく通った「珉珉 桜橋店」。

その頃は私も京都の上賀茂から出てきたばかりの、まさに土から掘られたすぐき菜のような田舎者だったため(笑)大阪の飲食店のコスパの良さに大いに驚いたもので、しばらく通い詰めたものであった。

しかし、ここ10年ほどはめっきり足が遠のいてしまった。
もちろん昔ほどではないが、この近辺にはよく来る。
来なくなったのは、昔ほどオトク感がなくなったからである。

さて、今はどうなっているのか。


ラインナップは、昔と変わりない。
昔のイメージのまま、「スタミナ定食」をオーダーしてみたところがこちら。


そう、思い出した。
セットのラーメンが小さい。
昔はハーフサイズぐらいはあったのだが、今はミニサイズ。
完全にスープの代わりと割り切ってしまわねばならないほどの少なさだ。

せっかくなので、おかずをアップで。


あれっ、マトン炒めではなかったのか?
いつの間に、鶏になったのか?
「食べログ」で確認すると、2011年にスタミナ定食を頼んだ人の記事があり、その写真は明らかにマトンで、しかも700円だった。
今はマトンが鶏になり、税込み880円。
なんだかなぁ…

肉類には違いないのだが、関西人の牛肉リスペクトは他の地方の皆さんにはなかなかわかっていただけない。
ポークカレーや豚肉じゃがを作った日には、人でなしのような扱いを受ける(さすがにそれはないか)。

従って一部の高級地鶏を除いた一般的な肉類のヒエラルキーは
「牛肉>豚肉>鶏肉」
となるが、羊肉は全く別個のジャンルとしてその階層には乗って来ない。
マトンが出てきたら、明らかに牛よりは安いのかもしれないが
「…ま、コレはコレでアリやな」
と許せてしまう。

しかしマトンが鶏に代わると、見事にこのヒエラルキーに乗ってしまい
「…ハショリやがって…」
となってしまう。
しかも8年前から180円も値上げしていれば、なおさらだ。
味は濃い目でウマいだけに、今回もこの「珉珉 桜橋店」のイメージを良いように上書き出来ず、残念だったのである…