またこんな、超シブな大衆食堂に行ってしまった。
天満の「天五中崎商店街」を東側から入って最初の交差点を右すなわち北に進んで50㍍、「かね又食堂」だ。

850円と、こんな店構えの食堂の割にはいいお値段だがシチュー、卵焼き、小鉢2種にごはん、漬物が付いている充実のセットなのだ。

…守りに入ってしもたか(笑)…

これこれ、この透明なシチュー。
デカい。素晴らしい。

天満の「天五中崎商店街」を東側から入って最初の交差点を右すなわち北に進んで50㍍、「かね又食堂」だ。
以前、新世界「あづま」のシチューうどんがウマいという話を書いた事があるが、あのシチューでもわかるように昔から大阪の大衆食堂で供されていたシチューは、透明なのだ。
シチューと言えばビーフ、ホワイト、カレーなどが連想されるが、大阪のシチューはまるで「ルーを割り入れる直前のカレー」のようなのだ(笑)。
お目当ては、もちろんこちらの「シチュー定食」。

850円と、こんな店構えの食堂の割にはいいお値段だがシチュー、卵焼き、小鉢2種にごはん、漬物が付いている充実のセットなのだ。
早速店内に入り、小鉢2種をセレクト。

…守りに入ってしもたか(笑)…
ほうれん草のおひたしとしらす、マカロニとゆで卵のサラダだ。
シチューは、すぐに来た。

これこれ、この透明なシチュー。
具は牛、玉ねぎ、じゃがいもと至ってシンプル。
何のダシだろう?と分析するつもりですすってみたのだが、やはりこの牛のコクと玉ねぎの甘み、それに塩だけのような気がするのだがコレがもう何とも言えずウマい。
新世界「あづま」より、少しだけ上品な気がする。
ほどなくして、焼き立ての卵焼き。
ほどなくして、焼き立ての卵焼き。

デカい。素晴らしい。
作り置きせず、オーダーが入ってからマスターが焼くだけあってアツアツのフワフワだ。
単品ならシチューも卵焼きも300円するだけに、プラス250円で小鉢2種とごはん(小盛りだが)が付くなら、コレはお値打ちだ。
しかしこのシチューもいいが、この店は単品のうどんが250円、丼物も400円からあるではないか。
よぉし、次は「炭水化物ばっかり」と怒られるのを承知でうどんと丼物を頼んでみるか!