世間では今日はバレンタインデーだが、私の職場では完全に虚礼、いわゆる義理チョコが駆逐された。まことに喜ばしい限りである。
私が54のオッサンだからというのももちろんあるが、若い男性もチョコなどを受け取っている者は見かけなかった。
大体、世の中は全て陰謀で成り立っている。
クリスマスケーキはケーキ屋、フライドチキンは○ン○ッキーの陰謀。
節分の恵方巻きは、海苔屋の陰謀。
そしてバレンタインデーは、菓子屋の陰謀に他ならない。
先日あるニュースで、デパ地下を歩く女性客にアンケートを取り、その結果が公表された。
なんとプレゼント用のチョコ予算の平均が3,800円、そして「自分チョコ」の予算が4,300円と、プレゼント用予算を上回った。
コレもまことに喜ばしい事だ。
キッカケが菓子屋の陰謀であったとしても、頑張った自分へのご褒美は惜しんではならない。
そんな中、妻からはいつもの「ちょっといいコーヒー豆」を今年ももらっている。
私は誕生日とバレンタインデーが近接しているため、毎年合わせ技でもらう事にしている。
反対に妻は誕生日とクリスマスが近接しているため、こちらもセットだ(笑)。
世はSDGs、フードロス撲滅の観点からも本当にほしい人だけがチョコを買って食べればよいだけのように思えるのである…