「山形のラーメンがいただける店が、天満橋にある」
と知ったので、行ってきた。
「山系無双 烈火」という、とにかくいかつい店名だ。
京阪天満橋駅ナカの飲食街「パナンテ」に入ってすぐだ。
メニュウは、こんなん。
「ケンミンショー」などで、山形県がラーメン日本一というのはよく耳にする。
「ケンミンショー」などで、山形県がラーメン日本一というのはよく耳にする。
1人あたりの年間消費量だか金額だか、人口あたりの軒数だかが日本一なのだ。
山形ラーメンは以前に、辛い赤味噌が真ん中に載ったのを食べた事があるのだが正直あまり好きではなかった。
そこで今回は、初体験の「米沢ラーメン」にしてみた。
卓上のトッピングの数々。
米沢ラーメン770円、着丼。
澄んだ、いかにもあっさりした感じのスープ。
細打ちの縮れ麺。
箸を上げてみる。
…う、ウマいっ!
…う、ウマいっ!
何コレ!
大袈裟ではなく、知らずに生きてて損してたぐらいのウマさだ。
特徴としてはスープは鶏ガラと煮干しを使うところが多いそうだが、讃岐や博多のうどんのダシに通じるほんのりした何とも言えない甘みは、おそらく煮干しであろう。
見た通り、塩味も極限まで控えてあり無限に飲める。
毎日でも食べ飽きない、というのは、まさしくこういうラーメンを指すのだろう。
セットの半チャン。
コレもまた、写真ではわかりづらいがチャーシューの端がたっぷり入っており豚の甘みと卵の風味が実にいい。
他にも辛い「烈火ラーメン」や、5年前に現地で食べて感激した「冷たい肉そば」なども食べたいが、一度は麺ではなくこの炒飯のフルボリュームを食べてみたい。
山形、と聞いても関西の我々にはほぼ馴染みがないのだが、このラーメンの1杯に恐ろしいまでのポテンシャルを感じてしまうのであった…