西寄りの突風を伴う暖かな朝、奈良気象台の観測では午前4時で
10.2℃にもなり、その後は9℃前後の気温です。関東地方では
4月初旬の陽気になるらしく、爆弾低気圧まで発達したためで、
ラニーニャ現象?に起因する異常気象の一つなのでしょう。
でも急速に寒気が押し寄せるので、また寒くなりますね。
昨日今日と「18’初釜」の後片付けで、お道具や器類は仕舞い
ましたが、まだまだ仕事は残っており、一旦パソコンを前に
して収支等を記入整理するも、あぁー・・・気分転換
先日の「18’初釜」の主題は『人日の節句』で、
副題は今年の、干支「戌」と御題「語」としました。というのも
当日の1月7日は、五節句の一つ『人日の節句』に当たり、
『七日正月』ともいい、「七草粥」を頂きますね。
古来中国では邪気を払うために七草の粥を食べ一年の無病息災を
祈った風習が、伝わった日本では平安時代宮中では「初子の日」
(今年は1月1日)の小松引きや若菜摘みと合わさり「人日の日」の
風習として江戸時代には一般に広まりました。
この人日の日にこだわり、「七」や目出度いものも整えました。
懐石の大根餅もそう、春の七草の「すずしろ」=大根、
碗内にも若葉の七草を。
お詰めから、揃われたとの知らせで、汲出しを差し上げ、
時間になり待合を出られて腰掛待合、蹲踞で手水を、そして
広間へとお入りに、床の軸『松無古今色』や結び柳に蓬莱飾り、
点前座などの拝見を終えられて
座に着かれますと。
亭主の黙礼に一同黙礼で、挨拶が・・・
炭斗に続き灰器を持ち出し、初炭手前が始まりました。
「伊勢海老香合(赤膚焼)」の拝見もすみますと
「食事を差し上げたく存じます」との挨拶で
襖を閉め、続いて膳を正客前に運ばれ懐石が始まります。
・・・茶事の懐石は「18’初釜の献立は」を参照してください
揃って箸を膳の中に落とす音で、終わりに。
中立ち後、後座から広間へ入っていただくつもりの子育て中の
お二人、早く来られたので、お客様には失礼でしたが、座の中
に加わわって頂き、六名になりました。
稽古茶事の気安さからで、雰囲気を経験していただければ。
黒文字を添え禄高の中の菓子「花びら餅(芳月庵:自製)」を
すすめ、さらに中立ちの挨拶のあと、菓子を頂かれ拝見後、
”寒うございますから待合に”と告げると待合いに戻られると。
さあ後座の準備に取り掛かります。掛物を巻き上げ、席中も
掃き清め、床の中釘に活けた花は蕾の紅梅と白の西王母椿です。
西王母は中国古代の仙女で、崑崙山に住み、不老不死の薬を
もつ神仙といわれますね。
さて後座には何が登場するのでしょう。
10.2℃にもなり、その後は9℃前後の気温です。関東地方では
4月初旬の陽気になるらしく、爆弾低気圧まで発達したためで、
ラニーニャ現象?に起因する異常気象の一つなのでしょう。
でも急速に寒気が押し寄せるので、また寒くなりますね。
昨日今日と「18’初釜」の後片付けで、お道具や器類は仕舞い
ましたが、まだまだ仕事は残っており、一旦パソコンを前に
して収支等を記入整理するも、あぁー・・・気分転換
先日の「18’初釜」の主題は『人日の節句』で、
副題は今年の、干支「戌」と御題「語」としました。というのも
当日の1月7日は、五節句の一つ『人日の節句』に当たり、
『七日正月』ともいい、「七草粥」を頂きますね。
古来中国では邪気を払うために七草の粥を食べ一年の無病息災を
祈った風習が、伝わった日本では平安時代宮中では「初子の日」
(今年は1月1日)の小松引きや若菜摘みと合わさり「人日の日」の
風習として江戸時代には一般に広まりました。
この人日の日にこだわり、「七」や目出度いものも整えました。
懐石の大根餅もそう、春の七草の「すずしろ」=大根、
碗内にも若葉の七草を。
お詰めから、揃われたとの知らせで、汲出しを差し上げ、
時間になり待合を出られて腰掛待合、蹲踞で手水を、そして
広間へとお入りに、床の軸『松無古今色』や結び柳に蓬莱飾り、
点前座などの拝見を終えられて
座に着かれますと。
亭主の黙礼に一同黙礼で、挨拶が・・・
炭斗に続き灰器を持ち出し、初炭手前が始まりました。
「伊勢海老香合(赤膚焼)」の拝見もすみますと
「食事を差し上げたく存じます」との挨拶で
襖を閉め、続いて膳を正客前に運ばれ懐石が始まります。
・・・茶事の懐石は「18’初釜の献立は」を参照してください
揃って箸を膳の中に落とす音で、終わりに。
中立ち後、後座から広間へ入っていただくつもりの子育て中の
お二人、早く来られたので、お客様には失礼でしたが、座の中
に加わわって頂き、六名になりました。
稽古茶事の気安さからで、雰囲気を経験していただければ。
黒文字を添え禄高の中の菓子「花びら餅(芳月庵:自製)」を
すすめ、さらに中立ちの挨拶のあと、菓子を頂かれ拝見後、
”寒うございますから待合に”と告げると待合いに戻られると。
さあ後座の準備に取り掛かります。掛物を巻き上げ、席中も
掃き清め、床の中釘に活けた花は蕾の紅梅と白の西王母椿です。
西王母は中国古代の仙女で、崑崙山に住み、不老不死の薬を
もつ神仙といわれますね。
さて後座には何が登場するのでしょう。
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