学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

岩波文庫と新書のイメージ

2007-02-23 22:13:28 | Weblog
久し振りに書店へ行き、岩波文庫・新書の新刊を
購入しました。
モームの『サミング・アップ』、プリーストリーの『夜の来訪者』、
そして岩波新書の『翻訳家の仕事』です。

最近の岩波文庫は、活字が大きく組んであってとても読みやすくなりました。
また、赤版では、女性翻訳家の名前も多く見られるようになり、
今までの堅苦しい岩波文庫のイメージが一新され、優しくて、温かい文章に
私はとても好感を持っています。

一方の新書も、ちょっとリニューアルして、まず装丁が変わりましたし、
内容も充実しました。ちょっと奇抜なところではCDをつけたり・・・。
ふつうリニューアルをすると、昔のほうが良かった・・・、と思うのですが、
岩波新書に関しては、昔も良かったけど、今も良い!と感じます。

この春のリクエスト復刊では、シラーが3冊も復刊します。
とても楽しみにしています。