学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

夢の中の出来事

2014-12-21 20:29:32 | その他
謎めいた夢を見ました。

舞台は終末。環境破壊が進んで、地球には人が住めなくなった。私と友人(夢では友人なのですが、一向に知らない男性です)は飛行機の最後尾に乗って、どこかへ飛び立つ準備をしています。窓から見えるのは、木がほとんどなくなった山の連なり、そして広い湖。湖面には大きな木製の舟が一隻あって、そこに男性が一人でさびしそうに乗っていました。

いざ、飛行機が出発。しかし、その飛行機は空高く飛んだと思ったら、突然滑空して地面スレスレにしか飛びません。街の中を飛行機が行く。街の中はすっかり荒廃してしまっていて、商店や病院などの窓ガラスが割れ、とても人が住んでいる様子はありませんでした。

そんな街中に飛行機は着陸。私と友人が下りると、背後に人の気配がする。ふりかえると、それは人ではなく、かつて人だった…つまり、死人たち。彼らは私たちに襲い掛かる。ところが、私たちは不思議な力を持っていて、死人たちを殴ったり、蹴ったりすると、彼らは氷のように溶けていくのです。荒木飛呂彦さんの漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の波紋疾走(オーバードライヴ)のようなイメージで。

私たちは、とあるビルを目指して走る。途中、やはり不思議な力を持つ男性2人が仲間になって、ビルに突入。その最上階まで来ると、ようやく生きた人間に出会います。そこの女性から、この先へ行けば、我々は助かるといい、ある扉を指さします。私が扉を開けると、どうも不思議な世界が広がっているのです。女性は「厳島神社」、と一言述べました。

扉の向こうは雲一つない真っ青な空。太陽はないけれど、とても明るい。そして遥かなる地平線。地面は茶色い土ではなく、透き通るような白さでした。地面に唯一、経っているのは赤い鳥居。そこに向かって蟻のように一列になって女子高生が歩いている。(女子高生は明らかに遠い過去の人たちでした)

私は何とも奇妙で不思議な光景を目の当たりにし、足を踏み入れようか踏み入れまいか迷っているうちに目が覚めました。

何とも不思議な夢でした。友人に話をしたら、そのまま扉の向こうに行っていたら、現実世界であの世にいってしまってたんじゃないかと(笑)「厳島神社」に私は呼ばれたのでしょうか。どうも鮮明に残る夢の話でした。